「三度目の殺人」完成披露試写会

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是枝裕和監督最新作『三度目の殺人』の完成披露試写会が31日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の福山雅治をはじめ、共演の役所広司、広瀬すず、吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介、そして是枝監督が劇場前に敷かれたレッドカーペットを歩き、その後舞台挨拶を行った。
広瀬と初共演となった福山は「事前に是枝監督や(『海街diary』で共演した)リリー(フランキー)さんから、とにかく広瀬すずちゃんに会うと、もうみんな甘酸っぱい気持ちになると聞いていた」と明かす。
「甘酸っぱくなるって言ったって、可愛い子やきれいな人はいっぱいいるし、そんなことないでしょ」と懐疑的だったそうだが、「実際お会いしたら、まあ、甘酸っぱくなる。なるんですよ。なんなんでしょうね」と、しみじみと語って会場の笑いを誘い、広瀬は隣で困惑の表情を浮かべていた。

本作は8月30日よりイタリアで開催されるヴェネチア国際映画祭コンペティション部門への正式出品が決定。
是枝監督作品『そして父になる』で初めて海外映画祭を経験した福山は「レッドカーペットを歩いたこともなかった。上映後のスタンディングオベーションも何もかも初めてで、それら全てがとてもいい経験だったので、一緒に(ヴェネチアに)行けたら、またあんないい思いができるのかと。もし行けたらですけどね」と、渡航は未定ながら映画祭への参加に大いに期待を寄せる。
是枝監督とは本作で2度目のタッグ。是枝組の現場を「驚きの連続」と表現した福山は「今回は監督自身もクリエイティブの森の中で葛藤しているのを、ハラハラ、ワクワクしながら見ていた」と話し、「仕上がったものを見たら、さすが見事なところに着地させましたね、という感想を持てた。全てが予定調和じゃないというか、驚きと発見の連続で、今回、より奥行きと鋭さが増したような印象を受けました」と是枝監督の手腕に感心しきりだった。

是枝監督の『海街diary』でカンヌ国際映画祭に参加した経験のある広瀬は、ヴェネチア国際映画祭への出品に「やっぱり監督って本当にすごい。聞いた時は率直に『うわー』って言っちゃった」と世界から注目される是枝監督に敬服。「想像できなさすぎて、よくわからないんですけど、この作品がどんどん海を超えていろんな人に届くと思うとゾワゾワします」と胸を高鳴らせていた。

映画『三度目の殺人』は、是枝監督が近年描いてきたホームドラマから一転、法廷を舞台にした心理サスペンス。
裁判に勝つためには真実は二の次と割り切る弁護士・重盛を福山雅治、重盛に対峙する得体の知れない不気味な容疑者・三隅を役所広司、物語の鍵を握る被害者の娘・咲江を広瀬すずがそれぞれ演じる。9月9日(土)全国公開。

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