夏の暑い日、おうちに帰ったらできるだけパパッとごはんの支度をしたいもの。でも、つくりおきは衛生面で少し心配…。そんなときに便利なのが、冷凍のつくりおきです。『☆栄養士のれしぴ☆の冷凍つくりおき』の著書もある、フードコーディネーターの上地智子さんに、そのワザの極意を聞きました。


「冷凍つくりおき」なら、夏でも便利!献立が速攻でできる冷凍ワザ3つこれからの季節に便利な冷凍のつくりおき、そのワザとは?【冷凍ワザ1】下味冷凍で、あとは焼くだけ

特売で買ったお肉やお魚、ちょっと今日は必要なかったかも?というときは、下味をつけて冷凍してしまいましょう。自然解凍またはレンジ解凍後、フライパンや魚焼きグリルで焼くだけで、主菜が完成します。

「グリルはホイルを敷いて焼けば洗い物も少なくてすみます。つけ合わせも、疲れたときはカット野菜やトマト、キュウリを切って添えるだけでも、ちゃんとした献立になりますよ」。<基本の下味冷凍法>
(1) 調味料をまぜる


(2) 肉・魚など具を入れる


(3) 平らに伸ばす


(4) 空気をぬいて封をする


【冷凍ワザ2】素を冷凍しておけば、すぐに丼ができる

いますぐ食べたい!という時は、丼しかない! 丼の素を冷凍しておけば、あっという間に夕飯が完成します。

「肉そぼろの冷凍は、あるとかなり重宝。ご飯にのっければそぼろ丼になるので、あとはおみそ汁があれば夕飯に。鶏のひき肉でガパオライスの素もいいですね。目玉焼きをたせば立派な一品になります」。<そぼろの冷凍法>
そぼろは、平らにして、ひとり分ずつ、菜箸などで溝をつけておく。


【冷凍ワザ3】いつものおかずを半分冷凍に

つくりおきおかずって、わざわざつくるのが面倒なことも。普段のおかずを多めにつくって残った分を冷凍にするだけなら簡単です。これぞまさに2度おいしいワザ。
「ハンバーグやカレーは、多めにつくって、そのまま冷凍してしまいます。レンジや鍋で温めるだけで、速攻で夕飯ができますよ。ヒジキやきんぴらなどは、お弁当おかずにもなって便利です」。冷凍つくりおきを活用した絶品ハンバーグのつくり方

材料[4人分]

・合いびき肉 500g
・タマネギ(みじん切り) 1/2個分
・バター 20g
・パン粉 30g
・牛乳 大さじ4
・A[卵(Lサイズ)1個 マヨネーズ 大さじ1と1/3 砂糖小さじ1 カレー粉小さじ1/4 ナツメグ少々 塩・こしょう 各少々]
・サラダ油 大さじ1
・水 大さじ3
・白ワイン 大さじ2
・B[中濃ソース大さじ6 ケチャップ 大さじ3 赤ワイン大さじ1と1/2]【つくり方】

(1) タマネギはバターで透き通るまで炒める。パン粉は牛乳に浸しておく。
(2) ボウルにひき肉、1、Aを入れてよくこね、4等分にして、成形する。
(3) フライパンにサラダ油を強めの中火で熱し、2を入れて焼く。両面に焼き色をついたら、分量の水、白ワインを加えてふたをし、10分くらい弱火で蒸し焼きにする。
(4) 取り出して、しっかり冷めたら、冷凍用保存袋に入れ、空気を抜きながら密閉し、冷凍する。


仕上げ調理

自然解凍して、フライパンで焼くか、電子レンジで温め、Bでつくったソースをかける。

●教えてくれた人
【上地智子(☆栄養士のれしぴ)さん】
栄養士、フードコーディネーター。2011年からクックパッドに投稿をはじめ、2015年には、つくれぽ最多レシピ作者に。著書『☆栄養士のれしぴ☆の冷凍つくりおき』(扶桑社刊)がある。

<取材・文/ESSE編集部>