Doctors Me(ドクターズミー)- 二の腕のブツブツの正体は何?ツルスベ肌を取り戻す4つの対策

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夏は気温も高くなり肌の露出が自然と増えますが、二の腕のブツブツ・ザラザラが気になり腕を出したくない…という女性の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

二の腕のブツブツにはきちんと原因があるので、早めに対策をすれば症状も改善され、思わず触りたくなるようなツルスベ二の腕に近づけます。

今回は、厄介な二の腕のブツブツについて、原因や治療方法はもちろん、効果的な予防対策までを医師に教えていただきました。

二の腕のブツブツの正体/メカニズム

皮膚の構造
皮膚は深いところに芽になる細胞があり、分裂しながら皮膚表面に移動していき、死んだ角質細胞となって、しばらく皮膚表面を守る役割をした後、垢やフケとしてはがれ落ちていくというサイクルを持っています。

また、皮膚表面を守る脂(皮脂)を出すために、毛穴の中には皮脂腺が備えられています。

二の腕のブツブツ・ザラザラは、皮膚の表面の角質が過剰に溜まり、毛穴の出口を狭くし、皮脂が毛穴から出られずに盛り上がっていることにあります。

二の腕のブツブツの原因/症状

毛孔性苔癬


毛孔性苔癬
角質が溜まり過ぎる状態を角化症と呼び、特に毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)が有名です。

この病気は若い女性に多く、二の腕・肩・お尻・太ももの外側の皮膚がザラザラします。かゆみや痛みはありません。

思春期以降に多く、中年になると自然に治るとされています。

家族内で同じ症状を持つ方が発生することがあるため、遺伝する傾向があるとされていますが、何割の確率で必ず遺伝するとまでは決まっていません。

毛嚢炎


毛嚢炎
毛嚢炎や毛包炎と呼ばれる症状で、毛穴に赤みがあったり、黄色い膿や熱感がある場合は、毛穴に細菌感染を起こしている場合もあります。

細菌がアクネ菌であればニキビと似た状態になります。

マラセチア菌という、皮膚の常在菌が何らかのきっかけで過剰に繁殖し、毛嚢炎を起こすこともあります。

二の腕のブツブツの治療方法

処方された内服薬と塗り薬

毛孔性苔癬


皮膚の入れ替わり(新陳代謝、ターンオーバー)を正常にするための活性型ビタミンD3の塗り薬や、レチノイドと呼ばれるビタミンAに似た薬の内服が行われます。

また、余計な角質を除去するサリチル酸や尿素など角質溶解剤を塗ることもあります。

細菌感染


抗生物質の塗り薬・飲み薬を利用したり、炎症が強い場合はステロイドの塗り薬を使用することもあります。

二の腕のブツブツは市販薬で治る?

ドラッグストア
最近、複数の製薬会社から、二の腕のブツブツやザラザラをターゲットにした市販薬が発売されています。

成分的には処方薬と遜色なく、皮膚科受診が難しい場合は試してみる価値があると思われます。

二の腕のブツブツを悪化させない予防対策

睡眠


睡眠のゴールデンタイム
肌細胞の入れ替わりのためには、睡眠が重要です。

22〜26時の間は肌の再生に重要な時間であり、早めに眠ることが効果的です。

栄養


ビタミン群
食事は肌の再生を助けるビタミンA、B、C、Eや亜鉛、タンパク質を中心にバランスよく摂るようにします。

保湿


肌の保湿
肌が乾燥していると、肌を保護するために皮脂が過剰に出て、ブツブツを悪化させます。

普段顔は保湿するけど、首から下は保湿する習慣がないという方もおられるかもしれません。

入浴後、化粧水やボディミルクを使用し、水分と脂分を補充しましょう。

また、冷暖房で風が当たることも乾燥の原因となりますので、加湿したり風の向きを変えることも気を付けてみましょう。

紫外線対策


紫外線対策の帽子と日焼け止め
紫外線は皮膚に大きなダメージになります。帽子、日傘、日焼け止めで対策します。

最後に医師から一言

二の腕を気にする
夏になると半袖やタンクトップを着る機会が増え、二の腕が人目について、ブツブツ・ザラザラが気になるという方もおられるかと思います。

病院に行くほどではないけど気になるという場合、上記の対策をしてみてください。

(監修:Doctors Me 医師)