犬は大きな音が苦手

犬はもともと大きな音が苦手です。それは自然界の生き物なら当然のことで、「普段は聞かないような大きな音」を聞くと「いつもと違う。何か危険なことが起こるのでは…」という勘が働くからだそうです。
人間にとっては単なる雷の音も、犬にとっては「危険かもしれないと感じる音」「慣れていないので落ち着かない音」なのです。
同様に人間にとって風流のある花火の音も、犬にとっては「怖い音」なのです。
犬が悪いことをしたら、大きな音を出してダメだということを教えるというしつけの方法もありますよね。これも犬は大きな音が苦手という特性を利用しているものなのです。

犬によって反応は様々

雷や花火などの大きな音が聞こえたときの犬の反応は様々です。
特に気にしていない犬ももちろんいます。怖いなと感じて、最も信頼している飼い主さんの近くに寄ってきて、背後を飼い主さんに守ってもらうような形で座ったりすることもあります。
部屋の中をうろうろと落ち着かない様子で行ったり来たりする子もいますよね。
ところが、ひどい場合にはパニックや錯乱状態になってしまう犬もいます。

対処法

愛犬がそれほど気にしていない様子なら、飼い主さんも落ち着いていつもどおりにしていることで「ああ、これは危険のない音なんだ」と愛犬もわかってくれます。
少し怖がって飼い主さんのそばに寄ってくるのなら、優しく「大丈夫よ」と声をかけて撫でてあげるといいでしょう。
もしも、部屋の中を落ち着かない様子でウロウロしたり、パニックになって吠え続けたりしているようなら一度試してみてほしい方法があります。
それが最近フィリピンの愛護団体が提案した「花火や雷に怯える犬を安心させる方法」です。

花火や雷に怯える犬を安心させる方法

用意するもの:細長い布1本(幅4〜6センチほど)

 我が家の愛犬は首回り28センチ、胴回り52センチ、胴の長さ45センチですが、布の長さは210センチほど必要でした。
 布の種類はなんでもいいのですが、出来れば弾性包帯など伸縮性のあるものの方がいいようです。我が家の愛犬に試したときにはちょうどいいものがなかったので、70センチの布切れを幅6センチにカットして3つ繋げました。

方法

1.布の真ん中を犬の首に当てる

2.布の両端を首の後ろに持っていって、クロスさせる

3.クロスさせた布の両端をお腹の下に回して、再度クロスさせる

4.クロスさせた布の両端を背中にもってきて、キツすぎない程度に結ぶ

実際の効果

ちょうど我が家で試そうと思っていた時に都合よく花火大会があるわけでも雷がなる訳でもなかったので、我が家の愛犬が怖がる掃除機をかける時に実践してみました。
我が家の愛犬は掃除機をかけ始めると、掃除機の動向を気にしながらあっちこっちに逃げ惑います。
そこでこの方法を試してみたところ、部屋中を逃げ惑う様子はなく、少し離れたソファーの上でおとなしく座っていました。
行う前は半信半疑でしたが、やってみると意外と効果があることがわかりました。
適度な圧力がかかることで、心を落ち着かせる効果があるようです。
ツイッターやフェイスブックでも実際に試してみた人が「効果があった!」とコメントしています。

まとめ

いかがでしたか?布さえあればとっても簡単なこの方法。しかも予想以上に効果がありました。雷や花火だけでなく、掃除機や工事の音、バイクなどのエンジン音など大きな音が苦手という犬には一度試してみるといいと思います。