仕事相手にSNSアカウントを聞かれたら…教える人は何%?意外な結果と本音

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“SNS疲れ”なんて言葉が広まってずいぶん経つものの、SNSなどのネット上のコミュニケーションは、もはや欠かすことができないという人が多いのではないでしょうか。

あなたは、SNS等を通じて多くの人と繋がりたいでしょうか? 誰とどこまでなら、繋がってもいいと思っているでしょうか?

2つの調査から、その実態が見えてきました。

「たくさんの人と付き合いたくない」「同じ意見の人と話すのが楽しい」が約7割

あまり多くの人との付き合いを望んでいないかもしれない……。

株式会社ジェーディーエスが13歳〜74歳の男女865名に対し行った、「人との付き合い方」についての調査で、そんなふうに思える結果が浮かび上がっています。

「あまりたくさんの人と付き合いたいと思わない」が62.5%、「自分のプロフィールや考えを積極的に伝えたいとは思わないほう」が71.9%と、狭くても密な付き合いを望む人が多数のよう。

「インターネットのサービス(メール・SNSを含む)を通じたやりとり」についても、“毎日やり取りをする相手”の最多は「家族」。

「友人や知人のSNS等にコメントする頻度が週2、3日〜毎日」と答えた人は2割弱で、対象が知り合い以外や有名人などになると、その割合は8%前後に。

インターネット上でも、多くの人との繋がりを求めていない人が多いことがわかりました。

仕事相手にSNSアカウントを聞かれたら、教える人は77%……でも理由は「仕方なく」!?

ではそんな現代人たちが、職場で仕事相手からSNSアカウントを聞かれたら、どうするのでしょうか?

ワークスモバイルジャパン株式会社が男女824名に行ったアンケートでは、仕事で顧客と週3日以上接触する人に対し、顧客からプライベートのSNSアカウントを聞かれて教えた経験があるかを調査しています。

・教えたことがある・・・76.5%

・教えたことはない・・・23.5%

意外にも、8割近くの人が仕事相手にSNSアカウントを聞かれても断らなかったと回答。しかしその理由を見ると、最多回答はこうでした。

・「業務上、断れない/断りづらかった」・・・42.4%

約半数が、「仕方なく教えた」ということのよう。次ぐ答えも「業務上、教えたほうが都合が良いから(38.8%)」と、決して積極的に教えているというわけではなく、「本当は教えたくなかったけど……」という本音が見え隠れするような結果になりました。

仕事相手とはSNSでつながりたくないのに……「会社が対策を取ってくれない」57%!

現代人たちが仕事相手にSNSアカウントを積極的に教えたくない理由。それは、こんなものです。

・「業務と関係ないプライベートな連絡がくるのは嫌だから」・・・57.1%

・「プライベート情報が流出してしまうから」・・・54.1%

・「プライベートの時間に仕事の連絡がくるのが嫌だから」・・・36.7%

ただでさえ多くの人との付き合いを望んでいないのに、仕事相手と嫌々ながらの繋がりなんて、ほんとムリ!

……本心ではそう思っていても、聞かれたら断れないという、逃げ場のなさ。そんな状況を生んでいるのは何なのか?

その答えは、こんなことにあるのかもしれません。

「あなたの所属企業で、プライベートのSNSアカウントを顧客に伝えないよう対策などは取られていますか?」との質問、最も多かった答えがこちらでした。

・「業務で使用することを推奨されてはいないが、対策やルールがない」・・・52.5%

つまり、アカウントを聞かれて断りたくても「会社の規則で禁止されているので……」という言い訳が使えないという状況。

さらに、「対策やルールがなく、業務で使用することを推奨されている」という企業が7.2%存在することも判明。

これまでにお伝えしたような調査結果を見るに、これは多くの現代人にとってなかなか辛い状況かもしれません。あなたはどうお考えでしょうか。

以上、人づきあいとSNSへの考え方でしたが、いかがでしょうか? まだまだ歴史が浅い、インターネット上でのコミュニケーション。企業の対策も、これからに期待したいですね。

【参考】

「JNNデータバンク首都圏調査」-株式会社ジェーディーエス

※ 「接客・営業職におけるプライベートSNSアカウントの業務利用実態調査」-ワークスモバイルジャパン株式会社