最凶の敵を演じた田村亮

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 特撮ドラマ「宇宙戦隊キュウレンジャー」の劇場版『宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲』の舞台あいさつが31日に東京・丸の内TOEIで行われ、レギュラーキャストの岐洲匠、岸洋佑、山崎大輝、大久保桜子、榊原徹士、田口翔大、南圭介、映画版の敵役ゲース・インダベー役を担当した田村亮(ロンドンブーツ1号2号)、柴崎貴行監督が登壇。田村が自身の役作りについて明かすなど和やかトークで会場を盛り上げた。

 本作は、巨大な人工すい星が地球に衝突するまで残り72時間に迫る中、ヒーローたちが力を合わせて危機を乗り越えようとする姿を活写した作品。これまで仮面ライダー、戦隊シリーズ作品などを数多く手掛けてきた柴崎監督がメガホンを取っている。この日の午前中は六本木でファン約1,000人を集めた完成披露イベントが開催され、その後、丸の内TOEIに移動して舞台あいさつを行った。メンバーは浴衣姿で登場し、本シリーズのエンディング曲「キュータマ音頭」を披露した。

 田村は憧れだったという戦隊ものに出演できたことが心底嬉しかったようで、「今回ヒーローではなく悪者役。僕はこのために金髪にしていたように思います」と笑顔。自身の髪型については「悪者にはぴったりだなって改めて思いました」と述べるが、最強の敵を演じたことについては「演じてみて、僕はとてもいいやつなので自分の中に悪い部分があまりなく苦労しました」と苦笑した。

 撮影現場で柴崎監督から「もっと悪そうに」と言われたという田村は、「よく考えてみれば僕は身近にいっつも悪巧みをしているやつが1人いたので、そいつを参考に頑張りました。ロンドンブーツの合作です」と相方の田村淳をチクリ。「また戦隊ものに出演したいので、(東映の東京撮影所がある)大泉学園のそばに引っ越そうかな」と続けて周囲を笑わせた。

 シシレッド役の岐洲は田村の奮闘について「僕たちに銃を向けるシーンがあるんですけど、その時の顔が本当に悪そうで……。敵を前にして僕らが受ける(田村の)存在感はやっぱりすごかったです」と絶賛。あまりに怖くて現場で近寄れなかったのかあいさつをしなかったことを明かし、「それであいさつに来んかったんか。芸能界の先輩やのに」と冗談交じりに田村からボヤかれていた。

 柴崎監督は本作について「すごく手応えを感じている作品になりました」と自信たっぷり。「宇宙戦隊という名のもとにスペースオペラとして劇場でも観てもらえるよう、工夫をして絵作りをしました」と話し、「みなさんにぜひ大スクリーンで観てもらえると嬉しいです」とアピールしていた。(取材・文:名鹿祥史)

『宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲』は8月5日公開