現在マリエンフェルトにてトレーニングキャンプを行なっているマルクス・ギズドル監督。実は同氏は昨季、ブンデスリーガで前人未到の成功をおさめたことをご存知だろうか?開幕から10試合でわずか勝ち点2しかおさめなかったチームを、見事1部残留へと導いた最初の監督となったのである。

「ハンブルク就任から8ヶ月については、あれほど長く感じた時間というのもなかったね。あまりにも慌ただしい毎日だったし、5年分の出来事が一気におこっていたのではないか。もうあんな経験はこりごりさ。ただ経験できたことは嬉しいことだがね」と語った指揮官。

ホッフェンハイム時代でもギズドル氏は、2013年4月に監督に就任し、2部カイザースラウテルンとの入れ替え戦を制して1部残留に導いた経験ももつ。だが「ハンブルクでの残留争いは過酷さを極めていた」との見方を示し、「自分がいったいどこまで耐えられる人間なのか、それを知る結果にもなったよ」と振り返った。


開幕ドローから4連敗後にラバディア監督を解任したハンブルクは、攻撃サッカーを掲げるマルクス・ギズドル監督を招聘。しかしそれ以降も1分4敗と流れは変わらず最下位にまで転じたが、第11節から酒井高徳を主将へと据え巻き返しをはかり、それ以降の24試合で勝ち点36を重ね、名門クラブにとって初となる2部降格を回避することに成功している。