2007年当時のジャンヌ・モローさん

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 映画「死刑台のエレベーター」「恋人たち」「雨のしのび逢い」「突然炎の如く」など数々の作品で知られるフランスの大女優ジャンヌ・モローさんが31日、パリの自宅で死去した。89歳。フランスのメディアが報じた。

 フランス国立高等演劇学校で演技を学び、1948年にデビュー。「死刑台のエレベーター」(58年)「恋人たち」(58年)でルイ・マル監督、「突然炎のごとく」(62年)でフランソワ・トリュフォー監督と組み、ヌーベルバーグ時代を彩った。

 リュック・ベッソン監督(58)の「ニキータ」(90年)などにも出演。ジャン=ジャック・アノー監督(73)の「愛人/ラマン」(92年)ではナレーションを務めた。2013年には10年ぶりの主演作「クロワッサンで朝食を」が日本公開された。

 60年に「雨のしのび逢い」でカンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞。映画界への多大な貢献から、97年にヨーロッパ映画賞生涯貢献賞、2000年にベルリン国際映画祭金熊名誉賞を、03年にカンヌ国際映画祭パルム・ドール名誉賞を授与された。