若者志向の印象が強いキリンの炭酸飲料ブランド「メッツ」から、かつて若かった大人向けの苦味炭酸飲料『キリン メッツ ザ・ビター』がスピンアウト誕生。社会人になって厳しさを体験した大人ならわかる(?)苦くて甘くて炭酸な味わい!

■万人向けの炭酸飲料にはもう飽き飽き。子どもっぽさを排した柑橘ピール(果皮)の苦味が大人気分!

 

キリン『キリン メッツ ザ・ビター』(450ml・希望小売価格 税抜140円・2017年7月18日発売)は、主力商品が若者向けながら、トクホの「キリン メッツ コーラ」など一部は大人ファンも取り込んでいる1979年誕生の炭酸飲料ブランド。基本的に無果汁なフルーティーさだったり、強炭酸であったり、古き良き時代の炭酸飲料を踏襲してくれている数少ないブランドの一つだ。

そして発売当時に若者だった人も、すでに立派な大人。そう、若者時代は長くなく、すぐに大人にならざるを得なくなる。すると社会の厳しさと出会い、苦いものも美味しく感じるという流れ。なので「メッツ」もそんな大人のために、万人向けで子どもっぽくて甘すぎるという炭酸飲料イメージを払拭するために立ち上がったというわけだ。

大人になるにつれ、美味しく感じてくるという”苦味”。酒の割材として親しまれているトニック・ウォーターの苦味をベースに、さらに柑橘類の果皮の苦味を加え、果実の甘味も感じさせるという複雑な仕上がりになったという。それでは、飲んでみよう。

キャップをひねると鮮烈なシトラス感が飛び出す。このまま頭にふりかけたくなるトニック感。もちろん、そうはせずに口に運び、ゴクリ。確かに苦い。しかし同時に甘味もあるタイプ。まるで皮ごとライムなどを食べてしまったような苦味と、果実の甘みが同時に舌に残る。

そして強炭酸を飲み干すと、吐息が確かに大人感。トニックウォーターが含まれているせいか、酔っ払う気もする。もちろん、気のせい。甘味は甘味料だけでなく、しっかり砂糖の味がして好印象。

これは仕事の合間のリフレッシュに最適かも。糖分で血糖値をあげて元気になれるし、苦味で目が醒めるし。これが苦くて飲めないのなら、まだまだ舌が子どもだという証明。踏み絵のように仲間内で楽しんでみるのもいいかも。