愛媛県産の媛っこ地鶏の鶏ガラの清湯に、高知県宿毛市の魚介を合わせたWスープが特徴の「中華そば」(780円)

写真拡大

特別連載「ABCアナウンサー・横山太一の新店ラーメン食べまくり!〜最強のルーキーを求めて〜」

【写真を見る】店主の故郷、愛媛県・宇和島で少年時代から食べていた味をイメージした「ちゃんぽん」(880円)

関西のアナウンサー界で敵なし!?なほど、日々ラーメンを食べ歩く、ABCアナウンサー・横山太一が、最強のルーキーを求めて、大阪を中心に関西の新店ラーメンを食べつくす!

第1回は、大阪・天神橋筋六丁目にある「中華そば ぬんぽこ」(2017年5月8日オープン)。

■ 青春時代を美しく描き出した究極ちゃんぽん

有名人も通い詰める天六の人気海鮮居酒屋「マッシュアップ」の店主であり、天満のラーメン店「ストライク軒」店主という顔も持つアッシーさん。彼が満を持してラーメン店をオープンしました。それが「中華そば ぬんぽこ」。自身が猛烈なラーメンファンであることから、これまで食べ歩いて得た経験や、人脈を総動員して作り上げたラーメンを味わってもらうための、ステージのような存在です。

■ 少年時代に味わった懐かしの味をイメージ

「ちゃんぽん」(880円)は、アッシーさんの故郷、愛媛県・宇和島で少年時代から味わっていたちゃんぽんをイメージ。モヤシ、タマネギ、ニンジン、キクラゲ、メンマ、かまぼこ、九条ネギ、豚バラなど盛りだくさんな具材がのる。魚介系のみのスープも特徴。■ラーメンデータ<麺>太・丸・ストレート/製麺所:非公開<スープ>タレ=醤油・仕上げ油=なし/濃度:あっさり●◯◯◯◯こってり/種類:魚介

<横山アナ実食>「こんなに野菜を食べるメニューは、ほかのラーメン屋さんにはないので、ありがたい!」

<横山チェック>「”しっかり深みがあるのに驚異のあっさり感”。カタクチイワシをメインに、アジ、ソウダガツオ、根コンブ、シイタケの軸などを水出しで作られたスープは、上品だけど、すごく懐かしい味わいを実現しています!」

つるりとしながらもコクのあるスープが絡みやすい太麺は、東京の麺技能士に特注。希少な小麦「ハルユタカ」を使用している。

<そして、もう一杯!>愛媛県産の媛っこ地鶏の鶏ガラの清湯に、高知県宿毛市の漁師さんから送られてくる魚介を合わせたWスープが特徴の「中華そば」(780円)。澄んだスープは、コクが深く上品でほんのり甘さを感じさせる。中太のつるりとした喉越しのよい麺とも好相性。■ラーメンデータ<麺>太・丸・ストレート/製麺所:非公開<スープ>タレ=醤油・仕上げ油=鶏油/濃度: あっさり◯◯●◯◯こってり/種類:鶏ガラ・魚介

<横山アナ実食>「最近はいろんな中華そばが楽しめますが、ここも絶対食べといたほうがいい一杯です!」

ベニヤ板の壁が、落ち着く店内。カウンター8席のほか、テーブル席もあり。夜には、「地鶏すき焼き」(2500円/要予約)などが楽しめる。

天神橋筋六丁目駅に近い、路地裏のさりげなく佇む。よしずが特徴的な店頭。「PEPSI」の看板を目印に探したほうがわかりやすい。

「時価ですが、常連限定で裏蕎麦というメニューが楽しめます。ボクの挑戦作が味わえますので、まずは常連になってください(笑)」店主のアッシーさん。

■中華そば ぬんぽこ<住所:大阪市北区天神橋6-2-18/電話:非公開/時間:11:30〜14:00、18:00〜23:00※夜はすき焼きなどが楽しめる「食堂 ぬんぽこ」として営業、麺類の提供は22時まで/休み月曜、日曜の夜/席数:20席(カウンター8席、テーブル12席)/タバコ:禁煙/駐車場:なし/交通:地下鉄堺筋線・谷町線天神橋筋六丁目駅より徒歩2分【関西ウォーカー編集部/高田 強】