中山秀征を囲んで記念撮影に応じる柏木由紀ら

 中山秀征が50歳を迎えた31日、都内で、カバーアルバム『50』(8月2日発売)の発売記念イベントを開催した。イベントでは、松尾陽介(ザブングル)や谷田部俊(我が家)で構成された「ジャナイズ5」を従え「星降る街角」等を熱唱。更に「別れても好きな人」でデュエットした柏木由紀も応援に駆け付けた。誕生日ケーキも用意された中山は「昭和歌謡の魅力を改めて伝えていきたい。芸能生活何年続くかわかりませんが、やり残したことがないように様々な事に挑戦していきたい」と語った。

 「昭和歌謡曲やムード歌謡の魅力を伝えたい」と語った今作『50』は、自身の半生を振り返るように、想い入れのある楽曲を選び、歌った。その曲は「星降る街角」や「夢芝居」「別れても好きな人」や「くちなしの花」「お祭りさわぎ」の5曲。この日は収録曲から「星降る街角」と「お祭りさわぎ」を披露した。

 事務所の後輩である“じゃない方”松尾陽介(ザブングル)、谷田部俊(我が家)、ハジメ(フォーリンラブ)、石田創(デルピエロ)、山口治樹(デルピエロ)で構成するジャナイズ5を従えてステージに登場した中山。人前で歌うのは久々で緊張する、とも語っていたものの振付は完璧。ハスキーな歌声がかえって当時の情景を映し出すようだった。

 曲間で中山は「このグループで、歌だけじゃなくコントとかも作っていって、歌プラス笑いも見せていけたら。いろいろ楽しいステージをやっていきたい」と意気込みを語り「5曲とも好きな歌。その雰囲気、レコードの時代ですよね。その頃のムード歌謡、演歌、いわゆる流行歌をチョイスしました」と選曲理由を明かした。

 また「お祭りさわぎ」では、「古き良き時代、活気のあった新宿、日本全体もそうだったと思いますが、景気の良いそんな夜を迎えされるようにもう一度この歌で皆さんの盛り上がりたい」との願いを述べてから熱唱した。

 この日が50歳の誕生日であったことからケーキが運び込まれると、誕生日を祝って「別れても好きな人」でデュエットした柏木由紀が登場。

 柏木は中山を「大人の色気が凄くて私もこういう年の取り方をしたい。今後も事務所の先輩としていろんなことを教えて頂きたいです。改めてお誕生日おめでとうございます」と語れば、中山も「ゆきりんにお願いして大正解だった。若い世代にこの曲を歌って欲しいというのがあったのと、ゆきりんのプロ意識の高さ。レコーディングの時の集中力は半端ないです。昭和の香りがゆきりんには凄くあって、それが声に出ていて儚い。だからおやじはコロコロやられちゃいました」と讃えた。

 その後の囲み取材で中山は50歳を迎え「原点に返って色んな事をやろうと思っています」と語ってからジ柏木由紀の魅力などを語った。今回、振付は共演経験のあるパパイヤ鈴木。「簡単に見えて踊りたくなる振付だけど実際に踊ると難しい、そんなひと手間を加えてあります」と語った。

 今後は、オリジナル曲も期待されるが「カバーを続けていきたい。昭和歌謡曲の徳永英明に」とあげ、更に「ゆきりんが歌うことで昭和歌謡の魅力が伝わっていったら。ゆきりんのところに僕が歌いに行ったりとか、一線を越えてAKBに入ることも…握手会に並ぶ可能性もある…」と期待の想いをのぞかせた。

 9月9日はコンサートも東京・恵比寿ザ・ガーデンルームで開かれる。中山は「歌とお笑いを取り入れた)昭和歌謡の舞台を作りたい」と意気込みを語った。(取材・撮影=木村陽仁)