三菱重の4ー6月期営業益35%減、MRJ開発費拡大 今期予想は維持

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[東京 31日 ロイター] - 三菱重工業<7011.T>が31日発表した2017年4―6月期の連結決算では、営業利益が前年同期比35%減の162億円だった。18年3月期の連結業績予想は据え置いた。

小口正範最高財務責任者(CFO)は決算会見で営業減益となった理由について、年度を通じては解消されるものの、原発関連の一時的な費用計上、MRJ(三菱リージョナルジェット)の開発費が響いたと説明。ただし、「おおむね予定通り進捗している」と述べた。

今期の営業利益予想は前期比52.8%増の2300億円。トムソン・ロイターが集計したアナリスト16人の予測平均値は2578億円となっている。

<採用方法の多角化模索、18年度事務系新卒採用見送り>

一方、同社は18年度にグループ全体で新卒の事務系社員の採用を見送る。ただ、一部の報道が「業績悪化」を理由に採用を見送ると伝えたことを受け、小口CFOは「業績が悪いから人員を絞るということでは毛頭ない」と否定した。

小口CFOは「グローバル展開していく中で技術系、事務系という区分ではなく、どういう職種にどんなタイプの人材が必要か。新人がいいのか、専門職がいいのかなど採用の考え方を少し多角化したほうがいい」という観点から判断した、と説明。また、「今年のやり方を来年も踏襲するというわけではない」とした。