デビュー作で江戸川乱歩賞を受賞しミステリー界の若手旗手として注目され、2016年には吉川英治文学新人賞も受賞した作家・薬丸岳さんが2013年に発表した人気の同名小説『友罪』(集英社文庫刊)の映画化が決定。俳優の生田斗真さんと瑛太さんが出演することが発表されました。



出典:友罪

監督は、『64-ロクヨン―前編/後編』で興行収入36億円突破の大ヒットも記憶に新しい瀬々敬久監督。瀬々監督のもと、生田さんと瑛太さんは、友を想い、互いに疑心や後悔と向き合い葛藤する難役に挑みます。

今回、生田さん、瑛太さんの撮影初日インタビューが到着しましたので、さっそくご紹介します!

 

■生田斗真、撮影初日インタビュー

――初日のご感想

うだるような暑さの中のロケで、「何が起こるのか」というワクワクさせてくれる現場です。

――瀬々敬久監督の印象。

人間関係の描き方、生々しさというか、腹の底に堪っているものを表現として見せてくれる監督というイメージです。現場では、すごく演出してくださることも的確な印象で、役者に対して明確な指示を下さるので、とても助かります。難しい役どころですが、この益田という役の進むべき道を提示してくれる、そんな監督に感じます。

今日も「初日、どうですか」というような話をしました。そんなにたくさんのシーンはまだ撮ってないけれど、その都度、どっちの方向に持っていくのかという意思疎通を、監督とはしていこうと思います。

――瑛太さんとの共演は三度目ですが、役者としてどう感じますか。

瑛太とは20代のころから何度も一緒に仕事をしていて、しょっちゅう会っていたりするわけではないけれど、久々に今回一緒に芝居をしていると、やっぱりゾクゾクさせてくれる俳優だと思います。僕と瑛太にしかだせない空気感を、今回の現場で出せれば、と思います。昔から一緒に仕事をしているし、友人関係でもあるので、そこをうまく映画に反映させたいですね。

――今回の難役について。

少年犯罪のことなど調べたりしましたが、中々実際自分の立場に置き換えるのは本当に難しいと感じています。共演の瑛太という俳優を信頼して、自分の考え方だけではなく、彼からもらえるものを信じていこうと、あまりがちがちに決めずにフラットな状態で挑めればと思っています。

――原作について。

原作本は、発売当時から自分の周りで話題に上がっていました。凄い本があるとスタッフの間で話題だったこともあって読み、演じる側としてチャレンジしたいなと思ったりするほど、元々好きな原作でした。

題材が題材なので、どこまで発信していいかわからないのが正直なところです。

自分の周りに過ちを犯した人間がいるということは、世界中どこでも起こりうる可能性がある事で、その立場に自分をおいたときに何を感じるかということを大事にしながら挑みたいと思っています。

 

■瑛太、撮影初日インタビュー

――初日の感触について。

瀬々監督とは『64』でもご一緒していたのですが、ある意味、“お任せ”という感じです。どこかで監督の「お前、何かやってみろよ」という暗黙のメッセージというか、演出があるんです。今回の鈴木という役については、自分で台本を読んで、1シーンごとにおけるひとつひとつの感情は決め込んでいません。客観的にどう見えるか?ということと、自分が何を感じるか?ということは、割と現場の空気と監督に任せている感じです。

――『64』に続く、瀬々組は瑛太さんにとってどういう印象の組ですか?

初日ですけど、瀬々組はやっぱりいいなって。監督の現場作りもすごく好きですし、『64』のときのスタッフの方もたくさんいらっしゃって、監督の醸し出す熱意というか、映画に対する愛情みたいなものもありながら、「簡単なことじゃないぞ」という問いかけや、「見たことのないものを見せてくれよ」みたいなメッセージがあると思う。それに応えられたらいいと思いますね。

『64』で、佐藤浩市さんが本番のときだけ芝居を変えるようなことをされて、そういう意識とか結構大事だったりするから、今回もそういう“俳優の遊び”というか俳優としての醍醐味みたいなものを味わえることが楽しみです。

――生田斗真さんとのご共演は三度目ということですが、役者としての印象を教えてください。今回の共演について、事前に話しましたか?

今回の役は「はい、やります」と簡単には言えない役なので、「またやるかもしれないけど、俺断るかもしれないからね」という話はしたりしました。

彼はストイックですし、今日も前回『土竜の唄 香港狂騒曲』で一緒にやったときと顔の表情も全然変わっているんです。そういった微妙な変化に気付けるぐらい僕も彼を見てきているし、これからの撮影が楽しみですね。

――今後クランクアップまで、どのように鈴木を演じていきたいですか?

“切り替え”ですかね。監督からは「鈴木というキャラをあまり私生活に持ち込まないように」と言われました。でも、僕は俳優なんで、仕事として、その切り替えはしっかり全うしたいですし、上手くやりたいなと思いますね。でも、ちょっと夢にも出てきたりします(笑)。

 

経験はもとより、実力派俳優としても名高い生田斗真さん&瑛太の俳優2人がスクリーンで勝負する、“本気のぶつかり合い”も大きな見所になってくる本作。公開は2018年5月を予定しています。

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