世界最大のハッキングカンファレンス「DEF CON」で、アメリカの選挙で利用されている電子投票機のハッキングチャレンジが行われ、わずか1時間ちょっとでハッキングが成功しました。

Hackers break into voting machines in 90 minutes | TheHill

http://thehill.com/policy/cybersecurity/344488-hackers-break-into-voting-machines-in-minutes-at-hacking-competition

It took DEF CON hackers minutes to pwn these US voting machines • The Register

http://www.theregister.co.uk/2017/07/29/us_voting_machines_hacking/

DEF CONは毎年ラスベガスで開催されている、ハッキングを題材としたカンファレンスです。今年は電子投票機のセキュリティ問題を考えるということで「Voting Machine Hacking Village」が設けられ、30台の様々な電子投票機が設置されました。

会場に設置された「Welcome to Voting Machine Hacking Village」という案内



当然、普段は電子投票機へのハッキングは罪に問われますが、この日は「公認」ということでハッカーたちが腕を振るった結果、カールステン・シュールマン氏が1時間30分で「WinVote」へのリモートアクセスに成功。



WinVoteはバージニア州で2015年まで使用されていた電子投票機で、簡単なパスワードでログイン可能な上に、投票結果データベースを編集することすら可能だったことがわかっている機器。改めて、その危険性が示されました。

なんと電子投票機が簡単にハッキングから投票結果の改ざんまで可能だったことが判明 - GIGAZINE



また、ディボールド社の電子投票機も1時間で侵入を許しました。



電子投票を巡っては、ロシアの情報機関によるサイバー攻撃で電子投票ソフトウェア会社の従業員のログイン情報が盗まれていたこともわかっています。