中国メディア・今日頭条は27日、日本を訪れる中国人観光客がより日本の事を知る、自ら体験するタイプの旅行を求めているとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は27日、日本を訪れる中国人観光客がより日本の事を知る、自ら体験するタイプの旅行を求めているとする記事を掲載した。
 
 記事は、日本政府観光局が発表した統計で、今年6月の訪日外国人観光客数が234万6500人と前年同期比で18.2%増加し、今年上半期の外国人観光客数も1375万7300人と同17.4%増加したと紹介。年間では3000万人の大台を突破する可能性さえあるとした。
 
 そのうえで、外国人観光客の増加を支える中国人観光客の訪日スタイルが「爆買い」から「爆体験」へとシフトしたのち、さらに新たな変化が生まれているとする専門家の分析を伝えた。
 
 新たな変化の1点目として記事は「中国人観光客がより日本について理解しつつある」点を挙げた。大阪を例にとると、これまではユニバーサルスタジオジャパンなどの、定番観光地に行く中国人観光客が多かったが、今年に入って、多くの中国人観光客が富田林寺内町など、あまり知られていない観光スポットをガイドにリクエストするようになったとのことだ。
 
 2点目に挙げたのは「中国人観光客が自らの体験を通じて日本を知ろうとするようになった」点だ。記事は、フリープランによって日本を自ら体験しようとする人が顕著に増えており、自分で公共交通機関に乗り、路線を検索し、レストランを探し、日本人と交流することに熱中するようになったとしている。
 
 中国人観光客の日本旅行ニーズの変化からは、彼らの旅に対する考え方が、旅が本来持つ意味に近づきつつあることが伺える。彼らがどんな体験をしたがっているのか、日本各地の観光業界はこれまで以上に深く彼らを調査研究する必要がある。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)