第17回世界水泳選手権、競泳男子4×100メートルメドレーリレー決勝。優勝を喜ぶケーレブ・ドレッセル(右から2人目)ら米国の選手(2017年7月30日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】第17回世界水泳選手権(17th FINA World Championships)は30日、競泳各種目の決勝が行われ、米国のケーレブ・ドレッセル(Caeleb Dressel)が水泳界のレジェンド、マイケル・フェルプス(Michael Phelps)氏に並ぶ7個目の金メダルを獲得して大会を締めくくった。

 米国チームの第3泳者として、男子4×100メートルメドレーリレーを制したドレッセルは、2007年メルボルン大会(12th FINA World Championships)のフェルプス氏と同じく、世界水泳では最多の1大会7個の金メダルを獲得した。

 最後の2日間で4個の金メダルを集めたフロリダ大学(University of Florida)の学生でもあるドレッセルは、「結果はすごくうれしいけど、かなり疲れた」とこぼした。

 ドレッセルは29日、90分間で3種目を制する驚異的な泳ぎを披露し、史上初めて1日で3個の金メダルを獲得した選手となった。そしてこの日、歴史的な瞬間を目のあたりにした背泳ぎのマット・グレイバーズ(Matt Grevers)は、「スター誕生の瞬間を目にした。すごいやつだよ。とんでもないキャリアの始まりを目撃できたと思う」と話した。

 ドレッセルは今大会、個人種目では50メートルと100メートルの自由形、100メートルバタフライ、リレー種目では男子4×100メートル自由形リレー、混合4×100メートルメドレーリレー、混合4×100メートル自由形リレー、そして男子4×100メートルメドレーリレーを制して7個の金メダルを手に入れた。これはフェルプス氏と1972年のミュンヘン五輪で7種目を制したマーク・スピッツ(Mark Spitz)氏に並ぶ快挙となる。

 米国は今大会、競泳では断トツの38個のメダルを獲得し、ドレッセルの成績がそれに花を添えた形となった。

 活躍したのは男子だけではない。米国は女子4×100メートルメドレーリレーでも、アンカーのシモーネ・マヌエル(Simone Manuel)が3分51秒55でタッチし、米国チームが2012年のロンドン五輪で出した世界記録を更新して優勝を果たした。

 この日の最初の決勝種目である女子50メートル平泳ぎでは、リリー・キング(Lilly King)が29秒40をマークして世界記録を4年ぶりに更新。2位に入ったユリア・エフィモワ(Yuliya Efimova、ロシア)を0秒17上回って優勝した。

 続けて女子50メートル自由形では、準決勝で世界記録を更新していた短距離の女王、サラ・ショーストレム(Sarah Sjostrom、スウェーデン)が短距離3タイトル目を獲得した。

 女子400メートル個人メドレーでは、「鉄の女」ことカティンカ・ホッスー(Katinka Hosszu、ハンガリー)が地元の大声援を受けて個人メドレー2冠を達成した。ホッスーはこれで世界水泳の200と400の個人メドレーは3大会連続の2冠。さらに両種目の世界記録を保持している。
【翻訳編集】AFPBB News