米大統領、オバマケア見直しで共和党議員に結束呼び掛け

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[ワシントン 30日 ロイター] - 米上院で、医療保険制度改革(オバマケア)代替法案に続き、オバマケアの一部を廃止する法案も否決されたことを受け、トランプ大統領と政権スタッフは30日、共和党上院議員に対し、オバマケア見直しに向けた法案成立を目指して団結するよう呼び掛けた。

共和党の7年越しの公約であるオバマケア見直しが実現しない可能性が高まる中、トランプ大統領は30日朝のツイートで「共和党上院議員よ、諦めるな。世界は注目している。(オバマケアを)廃止し、代替せよ」と呼び掛けた。

前日には「新たな医療保険改革法案がすぐに可決されない場合、保険会社に対する救済も議員に対する救済も間もなく終了する」とツイート。低所得者の保険料負担を減らすために連邦政府が保険会社に支払う補助金の削減や、オバマケアに保険を切り替えた議員やそのスタッフに対する雇用主分担金の拠出終了をちらつかせた。

下院はすでに夏の休会に入り、上院も8月半ばまでに休会入りする見通し。

行政管理予算局(OMB)のマルバニー局長は30日、CNNの番組で、議員は債務上限引き上げなどの他の議案の採決を延期することになっても、医療保険改革に関する審議を継続すべきとの考えを示した。

また、大統領はツイッターで触れた保険会社や議員の保険に対する政府拠出金の削減を真剣に検討しているとも述べた。

ただ、大統領や政権スタッフの発言が議会にどれほどの影響を与えるかは不明。関係者によると、上院は週明け31日に巡回裁判所判事の承認採決を予定しているが、この他の予定は組まれていない。