学生の窓口編集部

写真拡大 (全2枚)


大学に入学したら部活やクラブ活動に加え、さらにバイトを始める人もいるでしょう。初めて社会で働くという人も多い大学生のバイトでは、わからないことばかりかもしれません。そのため、大学の友人に聞いたり、先輩に確認してみたり。いろいろ情報を集めながらバイトを探すのではないでしょうか。しかし、いざ始めたのはいいものの、やっぱり合わなくて辞めたい……そんなとき、やめる連絡は電話でもいいのか、それともだめなのか……今回は、そんな場合の対応について見ていきます。


■バイトを辞める意思を伝える

【性格診断テストまとめ】自分の隠された一面が丸わかり?!


バイト先を探して連絡を取って面接を受け、いざ採用されて働き始める。最初は「どんな仕事かな」とドキドキしているでしょう。しかし実際のところ、働いてみたら「なんか思っていたのとは違う……」などという状況になる人は少なくありません。

また、しばらく働くと、仕事が合わないわけではないものの、何かしら不満が生まれ始めるかもしれません。例えばシフト勤務などで希望の日時に働けない、一緒に働く仲間との人間関係が合わないなど。そうした理由から、バイトを辞めようかと考える方もいるでしょう。


バイトを辞めるという決心をしたなら、その意思をバイト先に伝えなければなりません。これはバイト先の担当者、店長や部長、オーナーなど自分の上司に伝えます。

最近はインターネットやSNSなどを通じてバイトに応募することも増えていますが、バイトを辞める意思はできるだけ早く伝えたいもの。できるだけ直接会って伝えたいですね。SNSなどでもすぐに伝えられると思うかもしれませんが、やはり退職の意思を伝えるのにメールやSNSはマナーに反します。


バイトを辞めると決めても、入社時に「辞める場合は○日前までに退職の意思を伝える」という就業規則などが説明されていた場合、該当の日までに伝える必要があります。その日数を考えた上で、退職の日を決めなければなりません。

上司に直接会って意思を伝えるのであれば、退職日も相談のうえで決められるでしょう。上司も直接意思を伝えられたら、そんなにキツくは言えなくなります。退職理由がしっかりしていれば、上司も状況を理解してすんなり手続きしてくれるはずです。たとえ本来なら辞めるまで日数が必要でも、なんとか早めに退職日を調整してくれるかもしれません。

■時間がないので電話で伝えてもいいの?



バイトを辞める意思を伝えるのは、できるだけ早いほうが好ましいでしょう。とはいえ、忙しくて直接バイト先に行く時間がないというような場合には、直接行けるタイミングまで待っていると、かなり時間が経ってしまうことがあります。そんなときは、とりあえず電話で伝えるというのも1つの方法です。後日直接行くつもりなら、とりあえず辞めたいという気持ちを伝えておいて、上司がいる日時を確認してから訪問を約束しておくといいでしょう。


例えば制服を使用していたバイト。制服を持ち帰ってきているのであれば、その返却方法についてあわせて確認しておくことで、バイト先に行く際に持っていくといった対応ができます。もし制服をバイト先に置いている場合は、それをどうすればよいのか確認しておきましょう。バイト先でクリーニングを手配してもらえるのか、それとも取りに行って自分でクリーニング後に返却するのか。バイト先によって確認すべきことが異なりますので、まず電話でもいいですから確認しておくとスムーズになるはずです。


ここで、法律ではどのように定められているかを解説しておきましょう。バイトを辞める場合、法律では退職希望日の2週間前までに伝えることが定められています。しかし一般的なマナーとして、辞める1ヶ月前に伝えるのがベターとされています。ただしバイト先によっては契約期間が決まっていることがありますので、その契約期間は1ヶ月前であっても辞められない可能性があります。期間を満たさないとバイト先に迷惑をかけることがあるため、あらかじめしっかりと確認しておきましょう。


■円満に辞めるために意思を伝えるタイミングは大切


法律上では退職の2週間前に意思を伝えることとなっていますが、バイト先によってはシフトを埋める都合があるでしょう。1人でも辞めるとなれば新しい人を採用する必要があるため、できるだけ1ヶ月前に伝えるのがおすすめです。もっと早く伝えられれば、より問題なくスムーズに辞められます。

とは言っても、辞めると決めた人なら、「もうすぐにでも辞めたい」という人も多いかもしれません。大きな声では言えないけど、できれば早く辞めたいという人は少なくないはずです。そんな方のために、ここでスッパリと辞めるための理由例を挙げておきます。


・学業に専念したい


学校の単位が厳しい状況である、資格を取るための勉強をしているが進捗状況がよくないなど。こうした学業に専念したいという理由は、学生のアルバイトではとても使いやすい理由です。「単位が非常に厳しい状況で、留年するかもしれないので」なんて言われると、バイト先のオーナーや店長でも、とても引き止める理由は出てこないでしょう。


・就職活動が始まる


就職活動が始まるので忙しくなるという理由も、就職を控えた学生には使える理由です。インターンシップに参加する人なら、多くの社会人に会っていろいろな経験をしたいので、バイトする時間がなくなりますなどと伝えます。そうすると、店長は認めざるを得なくなるでしょう。

上記は、ほとんど引き止められることがない理由として使えます。ただし家庭の事情以外は、「2週間程度は働けるだろう」などと辞める日を伸ばされる可能性も。

また、基本的には辞める理由に対して質問をしてくることはありませんが、反対に心配してくれることもあります。辞める意思を伝えて、きちんと了承を得て退職の日も決まったら、最後はきちんと御礼の言葉を伝えましょう。「また時間ができたら顔を出します」とでも言っておけば、お互いに嫌な気持ちにはならないはずです。

■辞めたい意思を伝えるときのトーク例


ここまでは、バイトを辞める意思を伝えるタイミングと伝え方について解説してきました。最後に、意思を伝えるためのトーク例を挙げておきましょう。バイト初心者の学生であれば、「どっやって伝えればいいのだろう」とわからないほうは多いはず。不安や怖さを感じてしまうかもしれません。そんな際は、ここで取り上げる例を参考にしながら、意思を伝えてみてください。


「店長お疲れ様です。突然で申し訳ありませんが、大学の勉強に費やす時間が必要になり、将来のことや就活のことも考えないといけませんので、〇月〇日で辞めさせていただきたいと思っています。自分が考えていた以上に勉強する時間が必要になり、申し訳ありませんがお手続きをお願いいたします」

「店長お疲れ様です。突然で申し訳ありませんが、就職活動のためにインターンシップを始めますので、バイトを続けられなくなりました。2週間後の〇月〇日で辞めさせていただきたいと思っています」

「店長お疲れ様です。突然で申し訳ありませんが、就職活動が忙しくバイトを続けるのが難しくなってきましたので、バイトを辞めたいと思っています。できれば〇月〇日で辞めさせていただきたいのですが、お手続きをお願いできますでしょうか」


この3つの例は、比較的シンプルなトーク例です。自分が希望する辞めたい日程を伝えても、それが難しくないと思われるバイト先であれば、怒りや不快な思いなどもなくスムーズに退職の手続きをしてもらえるでしょう。

バイトを辞める際の電話連絡の方法やスムーズな伝え方についてご紹介しました。何の連絡もなしに突然辞めてしまう、いわゆる「バックレ」は絶対にNG。辞めたいなと思ったら、バイト先の事情も考えて早め早めの対応を心がけましょう。


・執筆者:Megu.K(ナレッジ・リンクス)