ドバイでピンク救急車の前に立つマリア・ラグベス医師(左)と運転手(2017年7月13日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)で、「姉妹たち」を助けるため、ピンクの服に身を包み、1日12時間、365日待機している4人の女性たちがいる。

 医師2人とドライバー2人──女性患者がもっと安心して治療を受けられるようにと始まったパイロットプロジェクト「女性だけのピンク救急車サービス」を率いる4人だ。

「私たちアラブのムスリム社会では、患者は救急車を呼んだ際にプライバシーの保護や安心感を求めている」と、救急救命士のバシャヤー・リム(Bashayer al-Rimm)さんは話す。

 政府が6月にディラ地区(Deira)でこのパイロットプロジェクトを立ち上げてから3週間で25件の通報があったが、いずれも深刻な容体ではなかった。

 同プロジェクトに参加するフィリピン出身のベテラン医師マリア・ラグベス(Maria Lagbes)さんは、女性専用救急車はすでに医療ケアを向上させていると話す。

「この国の女性患者は特に、周りに男性医師がいると遠慮してしまう。私が男性医師と働いていた以前と比べたら、女性だけのチームの今の方が、より効率的に治療ができていると思う」

【翻訳編集】AFPBB News