[Jステーション-広島ホームテレビ]2017年7月18日放送の広島HOMEテレビ「Jステーション」で、広島で開発されたキャベツが紹介されました。

広島お好み焼き(Tatsuo Yamashitaさん撮影、Flickerより)

夏は苦みのあるキャベツが多い

広島県民のソウルフードといえば、お好み焼き。その味の決め手となるのはキャベツです。

しかし、夏場のキャベツには、悩まされているといいます。

オタフクソース研究室の吉田充史室長は、「夏に苦みのあるキャベツが多い」といいます。

そのため、お好み焼き店では、夏場はタマネギを多めに混ぜるなどして、甘さを出す工夫をしています。

そこで、今回オタフクソースと種苗メーカーである増田採種場が共同で、「ふっくるキャベツ」を開発しました。

季節にあわせたキャベツの展開を考えています。なかでも、夏に収穫する「なつおこ」は、芯が短く実が詰まっており、ずっしりとした重さがあります。

この季節のキャベツに特有の水っぽさがなく、焼いてもふっくらとしていて、甘いのが特徴です。

このなつおこには、お好み焼きのプロもびっくり。お好み焼き店「ちんちくりん」の岩田健司専務は、「正直ここまで違うとは思わなかった。すぐに切り替えたい」といわれていました。

県内のキャベツ供給率は、わずか12%にとどまっています。県はふっくるキャベツに普及で、供給率のアップを目指しています。

オタフクソースの吉田さんは、「県民のみなさんが、地元のものをよりたくさん食べてくれることを一番期待している」といわれていました。

なつおこは県内のお好み焼き店などに配布される予定で、今後栽培や流通の拡大が期待されています。

スーパーなどでの取り扱いなど、これからの展開が楽しみですね。(ライター・石田こよみ)