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ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングが主導

最高速度320km/h級のEVスーパーカー、ヴァンダ・デンドロビウム。その生産化モデルは、価格1億円以上になると予想されるが、すでにオーダーが舞い込んでいるという。


シンガポールを拠点とするヴァンダ・エレクトリクスが送り出すこのモデルは、

・2シーター
・花びらのように開くドアとルーフ

を採用。英ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング社(WAE)が、デザインスケッチをもとにコンセプトカーに仕上げた。後ろヒンジのドアの開き方から、シンガポールに咲く蘭にちなみ、「デンドロビウム」と名付けられている。

デンドロビウム 走行映像

ヴァンダ・エレクトリクスのCEO、ラリッサ・タンによれば、次のステップは数十台規模の限定生産に踏み切ることだという。生産化は2019年を予定している。


本プロジェクトを率いるWAEのイアン・クルートは、動画でも確認できるように、すでに実走可能な状態まで開発を完了している。

詳細な情報は明らかにされていないが、予想されるスペックは、
・最高速度:320km/h
・最高出力:700ps以上
・駆動方式:4WD
・トランスミッション:2速ギアボックス
・モーター:前1基+後2基
になると見込まれる。

謎多きモデル、デザイナーは匿名

今年のジュネーブモーターショーで登場したコンセプトカーを、公道走行可能なテスト車両にするために、WAEは
・モーター1基(テスト用)
・リチウムイオンバッテリー
を搭載。これらはもちろん、フォーミュラE用に設計したユニットである。


驚いたことに、デンドロビウムのスタイリングが描かれたのは、1996年だという。デザイナーの名前は不明だ。タンによると、2000年代中盤にこのプロジェクトが再び動きだしたものの、依然としてデザイン担当者は名前を明かしたがらないという。