スペインEulamが現地メディアの報道を引用して報じたところによると、スペインメディアは中国女性の産褥期に関する話題に興味を持っているという。資料写真。

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スペインEulamが現地メディアの報道を引用して報じたところによると、スペインメディアは中国女性の産褥期(さんじょくき)に関する話題に興味を持っているという。

スペインでは、子どもを生んだ後に、シャワーも浴びず、冷たい水も飲まず、外出せず、風に当たらないというやり方を「mes de reposo y clausura(1カ月の休息)」と呼んでいる。文章の冒頭には「現代の中国は現代化が極めて進んでおり、女性も新しい時代に向けて歩んでいるにもかかわらず、このようなやり方が依然として最も伝統的なやり方として守られている」と書いてある。

上海のある中学校に勤める27歳の英語教師は、出産後に親たちのアドバイスに従い、骨や筋肉が回復するまで家で1カ月間休んだ。彼女だけでなく、彼女の友達もこのやり方を選んでいる。上述の英語教師は、「伝統的なやり方によると、産褥期には頭を洗ったり、歯を磨いたり、シャワーを浴びたりすることができない。私は3日目から我慢できなくなった。でも、シャワーは1カ月後にやっと浴びれたの。産褥期は、ほとんどベッドで過ごして、赤ちゃんに母乳をあげて、毎日4、5回軽食を食べる以外は、本を読んだり音楽を聴いたりして過ごしたわ」と語った。

中医学によると、女性は妊娠から出産にかけて、大量の出血によって、多くの体力とエネルギーを消耗する。そのため、今後の健康のために体の回復に一定の時間を与える必要があるのだという。

中国の「坐月子(産褥期を過ごす)」は西洋の「Cuarentena」という考え方に通じるところもある。「Cuarentena」でも、出産直後の女性を普段よりも弱っていると考え、病気を予防するために生の冷たいものを食べない、冷たいシャワーを浴びない、寒気に襲われないことなどに十分注意する必要があるとしている。

スペインで10年間過ごした経験のある中国人女性は自分なりの「月子」を過ごしたという。彼女は昔から伝わる習慣を個人の情況によって調節することは問題ないことだと考えている。生活が豊かになっていくにつれて、人々の体も以前より強くなっているからだ。例えば、昔は「月子」の期間中、髪を洗うこととシャワーが絶対許されないものであったが、今はお湯のシャワーとドライヤーのおかげで、寒気に襲われることはまったく心配する必要がなくなった。彼女は、祖先が残してくれた養生理論について「大切なのはその真髄を理解することであり、具体的にどうしたらいいのかは個人の情況によって決めるべき」と考えている。

「坐月子」は中国式にせよ、西洋式にせよ、出産後の女性がより良く回復できるように熟慮された考え方だ。ただ、地域によって習慣や方法などが違うだけだ。(提供/環球網・編集/インナ、黄テイ)