生田斗真×瑛太『友罪』映画化決定 生田「映画館の椅子から立てなくなるような作品になる」

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 2016年に吉川英治文学新人賞を受賞した作家・薬丸岳の小説「友罪」が、生田斗真と瑛太主演で映画化することが決定した。

参考:瑛太&森田剛、“ドブネズミ”のアクションシーンに注目 『ハロー張りネズミ』第3話のハードな描写

 ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木。同い年の二人は次第に打ち解け心を通わせていくが、あることをきっかけに益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始め……。ともに心に闇を抱え、大きな罪に囚われながらぶつかり合う二人の人間模様が描かれる。監督を務めるのは、『64ーロクヨンー前編/後編』の瀬々敬久。益田を生田斗真、鈴木を瑛太が演じる。

 撮影初日の現場について、生田は「“何が起こるのか”というワクワクさせてくれる現場」とコメント。三度目の共演となる瑛太については「20代のころから何度も一緒に仕事をしていて、しょっちゅう会っていたりするわけではないけれど、久々に今回一緒に芝居をしていると、やっぱりゾクゾクさせてくれる俳優」と語り、二人にしか出せない空気感を作っているという。一方、生田との共演について瑛太は「彼はストイックですし、今日も前回『土竜の唄 香港狂騒曲』で一緒にやったときと顔の表情も全然変わっているんです。そういった微妙な変化に気付けるぐらい僕も彼を見てきているし、これからの撮影が楽しみです」とコメント。また『64ーロクヨンー前編/後編』に続いての瀬々組については、「“俳優の遊び”というか俳優としての醍醐味みたいなものを味わえることが楽しみ」と、全幅の信頼を寄せている様子が伺える。

■コメント一覧

●瀬々敬久監督日々の生活の中で報道される事件は次々に更新され続けるのですが、忘れてはいけない事件というものがある気がします。今回はそこから派生する問題を様々な群像に託し、答えを探し続ける映画だと思っています。果たして、答えは出ないかも知れません。でも、そこに至ろうとする行為こそが大切な気がします。その中心に存在するのが生田斗真さんと瑛太さんです。二人のしなやかな心と肉体、そして果敢に挑戦する心が、この映画を生々しくも光り輝かせる原動力になってくれることと思っています。そして、私たちスタッフも、一緒に愛情と勇気をもって走っていく所存です。

●生田斗真映画『友罪』で益田純一を演じさせて頂く事になりました。薬丸岳さんの小説が好きで、この友罪も数年前に読んでいた作品です。一生をかけて背負うべき過去の傷を持ちながら、それでも必死に生きようとする益田という人物を通して、多くの方に様々な事を感じ、思案していただきたいと思っております。瀬々監督とは初めてご一緒させて頂きますが、監督の描く生々しい人間模様をしっかりと演じていければと思います。瑛太さんとは今回で3度目の共演になります。瑛太さんが放つ獣のような鋭さと、ふとはにかんだ時の柔らかさに愛を持って対峙し、切磋琢磨しながら素晴らしい作品作りに励みます。どうぞご期待下さい。映画館の椅子から立てなくなるような作品になる予定です。

●瑛太この時代にこのような題材を映画化する事にまだ惑う自分もいます。とても大変な役を引き受けてしまった。でも、瀬々監督、生田斗真、スタッフを信じて最後まで演じ切りたい。

●薬丸岳(原作者)この作品を世に発表するとき、喜びよりも先に恐れを抱きました。世間の関心を集める題材ですが、同時にとてもデリケートで難しい問題を含む内容だったからです。ただ、たとえどんなにリスクがあったとしてもどうしても伝えたかったことでした。今、この作品にこめたメッセージを映画としてより多くのかたがたに訴えかけようとされる瀬々監督はじめスタッフの皆様とキャストの皆様の勇気と気概に、ただただ敬意の念を抱きます。スクリーンでこの作品と再会できる日を今から心待ちにしております。

(リアルサウンド編集部)