東京・浅草「フルーツパーラーゴトー」|偏愛かき氷物語

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◆東京・浅草「フルーツパーラーゴトー」|偏愛かき氷物語


夏になると恋しくなるかき氷。あまたあるかき氷の中でも、行列を厭わず食べたいと思わせる名店のかき氷には、どれも店主の愛情がたっぷり詰まっています。今回はそんな店主とお客さんが愛するかき氷の物語をお届け。季節フルーツのおいしさが余すことなく味わえるかき氷が人気の下町の名店。毎日メニューが替わるのも旬な食材を使っているから。浅草散策の合間に絶品かき氷で喉を潤して。

◆新鮮果実のおいしさがギュッと詰まった、フルーツ専門店が作るかき氷


熊本産、千葉産などその時期最も旬なスイカを贅沢に使用。ふんわりとした氷の食感と、スイカ本来の甘みが満喫できる。猛暑も吹き飛ばすほどフレッシュな「スイカ氷」830円



注文を受けてから作る新鮮果実のかき氷は自然の甘味が凝縮
フルーツ専門店として1946年に創業したこちらを仕切るのは、3代目の後藤浩一さん。40余年付き合いのある目利きの仲買人から届く厳選フルーツを使った贅沢なかき氷は、フルーツ専門店ならでは。「いちばんおいしいフルーツを味わってほしいんです」と後藤さん。店内に漂うフレッシュなフルーツの香りに癒されそう。

見た目にも楽しい「スイカ氷」の主役であるスイカは、4〜6月上旬までは熊本県産、6月上旬〜9月上旬までは千葉県産や長野県産など、時期により最適の産地を選ぶほどのこだわりよう。特製シロップは注文が入ってからミキサーにかけて作るので新鮮さ抜群。

厚めに削った氷にスイカシロップをかけ、柔らかく削った氷をベールのようにふわりのせる。真ん中の甘い部分だけカットしたスイカを添えれば、食欲がない猛暑にこそ食べたくなるのど越しのよいかき氷の完成。柔らかな氷と自然の甘みを生かした果汁が混ざり合い、シャーベットを食べているよう。甘くて濃いスイカの味を堪能したら、かき氷の概念が変わるかも。

◆新鮮果実の甘〜い香り漂う店内で味わう贅沢かき氷


1:期間限定「小さめかき氷 マンゴーミルク」
「パフェやサンドイッチを注文したお客さんが楽しめるように」と登場したミニサイズのかき氷。旬のマンゴーで作ったソースと生クリーム入りの自家製ミルクシロップがかかった氷を、濃厚な果肉と一緒に頬張れば幸せ気分に ■「小さめかき氷 マンゴーミルク」500円 ※価格・期間は変動あり



2:通年「本日のフルーツパフェ」
リピーターの心を捉えているのが、ほぼ毎日内容が変わるお楽しみメニュー。旬のフルーツで手作りするアイスとコンフィチュールを使い、7種類のカットフルーツを惜しみなくトッピング。高級フルーツを贅沢に使った1皿はグルメ女子もびっくりするはず ■「本日のフルーツパフェ」830円



3 : オープンキッチンが望める開放的な空間
入店すると迎えてくれるのは、全国から厳選した新鮮フルーツの甘〜い香り。コンクリート打ちっぱなしのスタイリッシュな空間に配置されたのは明るいオープンキッチン。店の隅々に、グラフィックデザイナーをしていた店主のこだわりが光る。かき氷が出来上がるまでの臨場感が五感で楽しめるのも魅力。

かき氷DATA
【期間】通年
【メニュー】7種 氷すいか830円、小さめのかき氷380円(ミルク、スイカ、レモン、イチゴ、イチゴミルク) ※メニューは毎日変動あり
【氷の特徴】底はシャリッと厚め、上の方はふんわり薄めに削った純氷を使用
【シロップの特徴】旬のフルーツ果汁をたっぷり使ったフレッシュさが魅力
【トッピング】なし
※かき氷のメニューは時期によって変動あり


フルーツパーラーゴトー
TEL:03-3844-6988
住所:東京都台東区浅草2-15-4
営業時間:11:00〜19:00
定休日:水(ほか不定休あり)
予約:不可
アクセス:東京メトロ銀座線「浅草駅」6番出口より徒歩10分
その他のメニュー:カットフルーツ400円〜、フルーツパフェ各種720円〜など

【入店・待ち時間について】
・整理券の配布はなく、記名帳に名前を記入すれば並ばなくても大丈夫なため、待ち時間で浅草散策が楽しめる
・待ち時間は、記名帳に10組の待ちがある場合でおよそ1時間強
・比較的空いている平日の12〜13時、17時前後が狙い目(変動あり)

PHOTO/MANABU SANO  TEXT/SHIORI YAMAKOSHI、NAOMI TERAKAWA