5 キム・ミンヒョク 6.5
パトリックに手こずった感は否めないが、無失点で終えたことは及第点以上の評価に値する。強さを注入していた。
 
35 青木 剛 6
チャンスを作られても、水際で広島の攻撃を阻止。ずば抜けた経験値が随所に生きたゲームになった。
 
23 吉田 豊 6
守備ではA・ロペスに勝利するも、持ち味の攻撃力は丹羽に上手く牽制されて発揮できず。高い位置に侵入はした。
 
MF
6 福田晃斗 6
藤田や高橋、田川の立ち位置を確認しながら、前後左右に気の利いたランを繰り返す。インパクトはなくとも、チームを大いに助けていた。
 
14 高橋義希 6.5(75分OUT)
押し込まれる時間帯も我慢してゲームコントロール。88分には相手のミスから一気にギアを上げて決定的なシュートを打った。
 
4 原川 力 6
キック精度は高く、サッカーIQの高さを示すボールサイドへの顔出しも披露。ただ、ポテンシャルを考えれば及第点が妥当か。
 
FW
27 田川亨介 6(51分OUT)
最終ラインとボランチの間で虎視眈々と隙を狙い続ける。15分には見事なラインブレイクからゴールを狙った。
 
32 ビクトル・イバルボ 6(63分OUT)
強さを生かしてボールを確保するシーンが見受けられた。しかし、ミスも少なくなく、キレはトップフォームから遠そうだった。
 
FW
11 豊田陽平 6.5(90+1分OUT)
ゴールネットを揺らせずとも、前線で競り勝って相手の脅威に。チョ・ドンゴンの決勝ゴールはこの男のエアバトルから。
交代出場
DF                      
15 チョン・スンヒョン 6(51分IN)
リーグ戦デビュー。188センチの長身を生かしたプレーだけでなく、スピードがある選手にも振り回されることなく初陣で勝利を挙げた。
 
FW
9 チョ・ドンゴン 6.5(63分IN) Man of The Match
豊田が競り勝ったボールを拾うと、躊躇なくシュート。ほぼハーフウェーライン上から決勝点となる超ロングシュートを決めた。
 
FW
22 池田 圭 -(90+1分IN)
クローザーとして豊田との交代で出場。前から全力でボールを追い続けて、課せられた役割を果たした。
 
監督
マッシモ・フィッカデンティ 6.5
スタメン起用、途中からの布陣変更、そして交代の采配。綱渡り気味ではあったものの、きっちりと結果を残した。
 
取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。