「好き」と「愛」の違いを見分けるのは、難しいものです。

人はいつ「好き」になって、いつ「愛」するようになるのでしょう。ここでは、何人かの恋愛アドバイザーの見解を噛み砕いて両者の違いを検証した「Elite Daily」の記事を紹介します。

ケンカを通して
破局するか親密になるか

School of Love NYCにて恋愛アドバイザーをするMonica Parikhさんによると、「好き」と「愛」にはやはり大きな差があるのだとか。

彼女によると、「好き」に至るまでの時間はとても短いけれど、愛は、ある程度時間をかけないと生まれないものだそう。

「愛とは二人でいくつもの季節を過ごして、ゆっくりと育むものなのです」

また「好き」になっている時は、常に一緒にいたいという気持ちが生まれるでしょう。電話やメールを頻繁にして、返事がこないとSNSを覗き見したりして。無理にでも遊ぶ予定を立てたり、時にはセックスを口実につなぎとめることも。でも愛は違う、とParikhさんは主張します。

「愛とは、パートナーが自分と異なる欲求を持つ人間だと理解することです」

そして「好き」の気持ちが膨らんでいる時期ほど、ケンカ一つで関係が崩れる恐れも。

「夢中なときにお互いを傷つけてしまうと、苦しさから逃げるために関係を終わらせる傾向にあります。でも愛は、その苦しさを『より親密な関係を築くきっかけ』と捉えます」

「愛」にはコカインばりの
中毒性がある

一方で感情が「愛」になると、それだけ相手に深入りするので、感情がジェットコースターのようにかき乱されることもあるという意見も。

Tawkifyのプロマッチメーカーであり、Love + CoのクリエイターであるAlyssa Bunnさんは、愛は疲労を伴うものだと言います。

「男性は恋に落ちると、テストステロンの量が低下することもあります。すると気分屋になるし、時に性欲の低下や筋肉の減少も見られます」

「愛」はハイな気分にさせてくれるものだという意見もあります。その理由として、Bunnさんはこう話します。

「愛のハイとは、実はクスリのハイとよく似ているんです。ドーパミン、オキシトシン、そしてバソプレシンの放出量はいつになく高くなりますし、恐怖の感情をコントロールする部分が停止状態になることもあります」

だから「好き」が「愛」に変わると、恋愛の中毒性はコカインばりに増すみたい。

とはいっても、コカインのようなハイをいつまでも感じ続けることはないでしょう。そんな状態が続いたら、気が狂ってしまいますもんね。

「愛」していたら
飽きることはない

『Smart Relationships』の著者であり、Love Victoryの創始者であるLeslie Beth Wish教育学博士曰く、愛とは時を経て変わるものだと言います。

「長い間一緒にいたからといって、二人の結束が薄れるわけではありません。ただ愛そのものが、たくさんの幸せのうちの一つに変わっていくはずです。幸せなカップルは関係が続くと強く信じているため、安定からくる余裕を持っています。その上、パートナーがいることで力づけられている、など様々なポジティブな感情を挙げられるものです」

一旦整理しましょう。「好き」なだけだと、不安が混ざっているせいか支配的になりがち。この段階では基盤がしっかりしていないため、愛に比べてもろく、破局も時間次第。

一方で「愛」は相手を深く知り、尊敬することから生まれる感情です。相手に深入りする分ジェットコースターのように気持ちをかき乱されることもありますが、パートナーと強い結束力で結ばれるため、安定をもたらしてくれるのです。時が経つに連れて愛の形は変わりますが、決して飽きることはないでしょう。

ここで質問です。あなたは今の相手を「愛」していますか?

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