毎朝寝室に鳴り響く、アラーム音。耳に入れば、たちまち気分が悪くなってしまいます。例え、アラーム音を好きな音楽に設定しても、いつのまにかその音楽がキライになってしまう方も多いのではないでしょうか? そんな方におすすめなのは、光目覚まし時計! 音と違い、自然に目覚めることが可能になるのです。そこで今回は、光目覚まし時計を使うメリットを、ナイトケアアドバイザーの小林麻利子がご紹介します。

文・小林麻利子

【小林麻利子の美人の作り方】vol. 103

光目覚まし時計の7大メリット!

1.気分良く自然に起きることができる

光の目覚まし時計は、本来備わっている体内メカニズムに沿って目覚めることができるため、気分良くスッと目覚めることが可能になります。

本来ヒトは、太陽がのぼって、沈むという明暗サイクルから体内時計が備わり、起床就寝を繰り返します。そのため、音で起きる、という行為そのものが、不自然であるため、不快感を感じやすいのです。

2.朝から活発に行動できるようになる。

まだ眠っていたとしても、目覚まし時計の光が、まぶたを通して、体内時計の司令塔である視交叉上核に信号を送ります。すると、体温や血圧を高めるよう、体全体に指令を送るので、朝から活動的に行動できるようになります。

午前中は、いつもエンジンがかからない…という方にはおすすめです。

3.月曜日の寝起きがよくなる

光アラーム時計を使うことで、休み明けでも、すっきりと起床することができるようになります。休日の起床時刻が平日よりも3時間以上遅ければ、体内時計が後ろにずれやすくなることがわかっており、長期休みなどでは特に、休み明けに不調を感じる方が多いです。そのため、休日は平日の起床就寝時刻から大きく変えないことが原則。土日も平日も変わらず、一定の時刻に光刺激を加えることで、休日でも明暗リズムが一定になるため、体内時計を崩しにくくなります。アラーム音は設定するのが億劫でも、光なら自然に近いので、大きなストレスを感じず起床することができると言えます。

4.夏の早朝覚醒、冬の寝坊を防ぐことができる。

季節に関わらず、ほとんど一定の時刻に起きることができるようになります。目覚めには太陽光の刺激が最適なのでカーテンを少し開けて寝ましょう! と以前からお伝えしているので、読者の方の中には実践されている方もいらっしゃると思います。ですが、日の出が早い夏は早朝覚醒に、日の出が遅い冬は寝坊をしやすくなる傾向にあります。

春秋など、起床時刻にちょうど良い採光があったとしても、1人暮らしの女性や、寝室が1階などでカーテンが開けにくい家庭もあるでしょう。その点、季節やカーテンの開閉に関わらず、一定の時刻の光刺激により、快適な朝を迎えることができるので、光目覚まし時計は最適であると言えます。

5.寝室が東や南向きでない人も目覚めが良くなる。

先述の通り、本来朝は太陽の光によって目覚めるリズムがありますが、西や北向き、日当たりが悪い寝室の場合、朝でも薄暗く、目覚めが悪くなってしまう方も多いです。24時間以上の乱れた体内時計を24時間にリセットするには、2500ルクスの照度を2時間以上浴びる必要がありますが、室内の照明だけでは不十分。でも、高照度の光目覚まし時計なら、明るい光を浴びることができるので、寝室の方角に関わらず、気持ち良く目覚めることができます。

6.早朝覚醒を防ぐことができる。

体内時計が24時間より短く、早朝覚醒をしてしまう方がおられますが、その方の対策としては、夕方頃に明るい光の刺激を加えることです。その課題のある方は、光目覚まし時計を、朝ではなく夕方に使うことで、体内時計を後ろにずらし、起床時刻を遅くすることができるので、早すぎる朝の覚醒を防ぐことができます。

7.昼寝後の仕事の効率が高くなる。

お昼寝後や夜勤の方の仮眠後などにもスッキリと起床することができます。第二の睡眠期ともいわれる、14時前後には眠気が生じるため、その眠気を取り除くため、そして、そのあとの仕事や家事の効率や成績を向上させるためにも、15〜20分の昼寝を勧めています。また、夜勤のある方も、1日の中でも最も眠い時間帯である深夜3時頃にはまとまった仮眠をおすすめしています。

ですが、そうした仮眠後に眠気が生じた場合、直後の行動に支障を与える可能性があるため、その際にも、光のアラーム時計の光刺激で目覚めをよくし、仕事などの効率を上げることもできます。

最近、各メーカーで光目覚まし時計が出されています。過去の美人のつくり方をご覧いただき、眠りの改善を試みたけどまだスッキリ起きられない…という方は、ぜひ試してみてください。

【関連リンク】 「小林麻利子の美人の作り方」まとめ PROFILE 小林麻利子 睡眠改善インストラクター、温泉入浴指導員、ヨガインストラクター、アロマテラピーインストラクター、食生活管理士、上級心理カウンセラー。「美は自律神経を整えることから」を掲げ、生活習慣改善サロンFluraを主催。睡眠や入浴など日々のルーティンを見直すことで美人をつくる、「うっとり美容」を指導。のべ約1000名の女性の悩みを解決し、現在は4か月先まで予約待ち。講演活動やWeb連載のほか、テレビ・雑誌でも活動中。著書『美人をつくる熟睡スイッチ』(G.B.)が好評発売中! HP: http://fluraf.com/ blog: http://ameblo.jp/mariko-kobayashi/ 著書『美人をつくる熟睡スイッチ』:https://goo.gl/UEZ2kx 

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