都会にいると自然を感じたくなるもの。それで今、森林コンがお疲れ女子の間で注目を集めています。これは、キャンプや釣り、BBQ、ハイキング、星空観賞をしながら、楽しく相手を見つける婚活イベント。

そのなかでも、話す時間が多くて関係が深めやすいのがハイキングコン!自然の中を自分のペースで歩けるのでそれほど体力もいらず、登山より参加しやすいです。

Wikipediaのハイキング項目にも「軽装で大丈夫」との記載が。実際、どうなのでしょうか……?

ノマドマーケティング株式会社が主催するハイキングコンに参加して、確かめてみました!今回は主に、行ってみてわかったアドバイスをお伝えしたいと思います。

ハイキングコンは山コンよりずっと初心者向け

そもそも、登山ブームの影響もあって全国各地で登山合コン、通称山コンが開催されています。

しかし、初心者には山コンはかなりハードルが高め。最低限の装備が必要ですし、遭難の心配もあります。以前、高尾山の山コンに参加しましたが、山コンは初心者向けのものでも何度か登山を経験していないとなかなか楽しみにくかったです。(山コン体験記事はコチラ)

一方、ハイキングコンは無理せず山歩きすることが可能。コースが整備されているので歩きやすく、普段あまり体を動かさない人でもまったり自然と触れ合うことができます。

山中は空気もおいしい!

たとえば、「あっ、ムササビがいる!」「ホントだ!かわいいですね〜」などと、キャッキャウフフしながら仲良くなれる可能性大!

動物の知識がなくても、「これは●●だよ」と言われたら「そうなんだ〜!」と返せばいいのです。

そのうち、「あのムササビより君の方がかわいいよ」「いや〜ん」となるはず!

今回、筆者が参加した奥多摩でのハイキングコンは服装もかなりゆるく、Tシャツ&ジーンズの参加者が何人もいました。

ただし、雨が降っていても降っていなくても、傘ではなくレインコート持参した方がベター。当日は小雨が降っていたのですが、傘が途中で邪魔になってしまいます。

また、スニーカーでは滑るので、トレッキングシューズを買って前日までに履き慣れておいた方がいいでしょう。

初ハイキングコンはサークル活動と似た空気

集合場所に集まったのは、男女8人ずつ。友達同士の参加が2組いましたが、そのほかは全員1人参加。

風情がある奥多摩駅。

ちゃんと登山用の格好をしている男性は半分くらい。女性は筆者以外全員、登山経験がありそうな感じでした。男性の年齢は大体、30代後半から40代前半。女性は20代後半から30代前半といった印象。お世辞抜きで、キレイな女性が多かったです。

なぜかこのとき、「E-girls……?」と思ってしまいました。似たような格好の美人が多かったからでしょうか。再編が発表されたばかりですしね。フォロミー!

モテそうなのになぜ参加したのか聞いてみたら、みなさん「女性ばかりの職場で出会いがない」とのこと……。確かに、幼稚園やエステサロンは関係者ほとんどが女性。こういったイベントに参加しないと、若い男性と関わることすらないですよね……。

男性は皆さんカジュアルで、何だか婚活イベントというよりごく普通のサークル活動のような雰囲気でした。なかには、半袖Tシャツ&ハーフパンツ姿の方も。初心者装備でも浮く心配はありませんでした。

吊り橋効果を狙いつつ、じっくりコミュニケ―ション

集合時刻が過ぎた頃、スタッフの方のかけ声で男性と1対1のペアになってハイキングコンスタート!1人目は、タレントの照英さん激似のがっしり系男性とペアに。

近所にお住まいで、奥多摩には子どもの頃から来ているとのこと。登山好き男性は何となくワイルドなイメージでしたが、まさかそのイメージ通りの男性がいきなり現れるとは思っていませんでした。

自分の世界観がしっかりしていて、一人でも生きていけそうなサバイバル力の高い男性って魅力的ですよね。

漫画『岳 みんなの山』の島崎三歩さん(山岳遭難救助隊員)も、『ボーダー』の清田君(山歩きが趣味)もまさにそんな感じで女心を刺激されるのです。

それからは、のんびりと吊り橋を歩いたり、川を見たり、階段を上ったり……。キレイな自然に囲まれながら、ゆっくり相手の方とお話ししました。

このコースは吊り橋効果狙いで選ばれたのだとか

照英さん似の男性の後は、元自衛隊・現フルート職人という変わった経歴の男性に植物や動物の話を教えてもらったり、俳優の佐藤健さんをもっと濃くしてスポーツ刈りにしたようなイケメン庭師の男性と「奥多摩はなぜこんなに整備されているのか」を話し合ったり……。

なかにはIT企業でコンサルタントをされている男性もいましたが、スタッフの方も実は役者もされているとのことで、みなさん面白い背景をお持ちの方ばかりでした。

途中で何度も休憩しながら、のんびり自然散策。わりと苦労せず、愛宕神社に到着しました。ここでお参りすると、火難を遠ざけてくれるそうです。とくに火元に不安はありませんが、お賽銭を入れて拝んでおきました。

それより良縁を何とかしてもらいたい……。

もちろん、今回のハイキングコンはこれで終わりではありません。男性メンバーのなかに、ガチの登山好き男性もいたのです!

40代ぐらいの、いかにも登山に慣れていそうな小柄な男性。白髪交じりで、何となく博士っぽい雰囲気でした。

実はその男性を初見から「ちょっといいな」と思っていたので、テンションMAX!くしゃっとしたときの顔が、俳優の渡部篤郎さんに似ていて素敵でした……。詳細は後編でお伝えします。

まとめ

ハイキングコンはアウトドアイベントなので、男女ともスタイルのいい人が多い印象。似た見た目の人が集まるサークルっぽい感じで楽しめます。

ただし、初めてのハイキングコンに行くときはレインコートとトレッキングシューズは最低限用意しましょう。

筆者はこの後、渡部篤郎さん似の男性とうまくいくのか……?乞うご期待!後編に続きます。

 【取材協力】※異業種交流会パーティで婚活はイベンツ(ノマドマーケティング株式会社) https://e-venz.com/