「2050年までにサッカーの世界チャンピオンチームに勝てる、自律型ロボットのチームを作る」という目標を掲げて始まったロボカップにおいて、二足歩行ロボットによるロボカップサッカー「ヒューマノイドリーグ」は、ロボット技術の「現在地」を知ることができる試金石といえる存在です。2017年7月30日(日)まで「ポートメッセなごや」で開催されたロボカップ2017名古屋世界大会で、ロボサッカーヒューマノイドリーグを観戦しました。

リーグ - ロボカップサッカー | RoboCup2017 Nagoya Japan(ロボカップ2017)

https://www.robocup2017.org/leagues_football.html

比較的大きなフィールド。



このフィールドで戦うのは、二足歩行ロボット「ヒューマノイド」リーグのアダルト(AdultSize)のロボット。身長は130センチメートルから180センチメートルと、ほぼ人間と同じサイズです。



ロボットは完全なオリジナルモデル。



大きさや構造がそれぞれのチームで異なります。



ロボカップサッカー・ヒューマノイドリーグ・アダルトサイズの試合は、1対1で行われます。それぞれのロボットは対決するというよりは、自分の試技をどれだけ正確に行えるかという、自分との戦いという感じ。

ロボカップサッカー・ヒューマノイドリーグAdultSizeのロボットがバランスをとりつつドリブル@ロボカップ2017名古屋世界大会 - YouTube

試合の合間にも、セッティングに大忙し。



特注のスタンドにロボットを立てかけて作業する様子。



ロボットが倒れて破損するのを防ぐために、人間によるサポートを受けつつ、ヒューマノイドリーグのアダルトサイズ・ロボットがゴールを決めました。

ロボカップサッカー・ヒューマノイドAdultSizeのロボットがぎこちなくもゴールを決める様子@ロボカップ2017名古屋世界大会 - YouTube

ヒューマノイドリーグには、ロボットの大きさに応じて3種類のサブリーグがあります。40センチメートルから90センチメートルのキッド(Kid Size)のロボットはこんな感じ。





倒れてしまっても起き上がってボールを追いかけるヒューマノイドリーグKid Sizeのロボットの動きは以下のムービーで確認できます。

ロボカップサッカー・ヒューマノイドKidSizeのロボットがコミカルにボールをける様子@ロボカップ2017 - YouTube

ヒューマノイドリーグのゲームを見れば、ロボットに二足歩行させる技術を超えてボールを追いかけて片足でキックさせるという動きの難しさがよくわかりました。2050年の目標までの技術的なハードルはきわめて高そうですが、ロボットがどこまで進化するのか非常に楽しみです。