サッカーエミレーツ・カップ、アーセナル対ベンフィカ。戦況を見つめるアーセナルのアーセン・ベンゲル監督(2017年7月29日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)を率いるアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督が29日、アレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)の残留を改めて強調し、インフルエンザにかかったのは移籍のための作戦だという臆測を一蹴した。

 アーセナルとの契約が残り1年となる中で、契約延長にサインすることを拒んでいるサンチェスは、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)に出場できるチームへの移籍を望んでいると言われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)やパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)、ユベントス(Juventus)などが獲得に興味を示している。

 そのサンチェスは、チリ代表としてコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2017)に出場した後、休養を取っており、いまだチームには合流していない。30日には合流する予定だったが、インフルエンザにかかったため、少なくとも2日は合流が遅れることが決まっている。

 サンチェスは自身のソーシャルメディアにベッドに横になった写真を投稿し、「病気」とメッセージを添えたが、うがった見方をするアーセナルのファンは、予定通りに合流しなかったのは退団のための作戦なのではと不安を抱いている。

 しかしチームを率いるベンゲル監督は、5-2でベンフィカ(Benfica)に大勝したエミレーツ・カップ(Emirates Cup)の後、サンチェスは売らないと明言し、「新展開はない。ずっと同じだ。彼は残る。当然だ」とコメントした。

 そして、合流が遅れていることをどう考えるかと問われると、サンチェスを批判はせずに、「インフルエンザにかかっている。できる限り早く戻るというメールもあった。本人とも、医師とも連絡を取り合っている」と答えた。

「みなさんは疑うことが仕事だ。不信感を生むのがみなさんの仕事で、信頼を生むのが私の仕事。だからこそ、私は今の仕事の方を好む。基本的な部分に問題はない。あす戻ってくる予定は変わったが、火曜日(8月1日)には戻る。戻れる状態になれば、すぐに戻ってくる」

 さらに指揮官は、昨季終盤に自身の退任問題が取り沙汰され、チームが混乱したのと同じように、サンチェスの去就が定まらないことがチームの輪を乱しはしないかと問われると、その可能性を否定した。

「二つは同じではない。監督の場合は話が別だ。監督は広い視点でクラブを見なくてはならない。私としては、クラブとの契約を1年残す選手は、契約を尊重し、その下でプレーする義務があると思う」
【翻訳編集】AFPBB News