Photo by lillie kate(写真はイメージです)

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 松居一代(60)と船越英一郎(57)の夫婦バトルが燃えたぎる中、板挟みになっているのが長男(27)だという。長男は都内の金融系IT企業に勤め、実家から離れて独り立ちをしている。長男とみられる人物のブログでは、「最近両親(特に母)の言動が世間を騒がせております」「言いたい事は、山ほどあり」と苦悩をうかがわせる内容が書き込まれている。

 そんな長男に、7月28日発売の写真週刊誌『フライデー』(講談社)が直撃取材している。長男は松居がYouTubeに連日アップしている動画を見ていないと告白。松居の暴走についても、連絡を取っていないので真意は把握できていないという。その感想を求められると「なんで個人的な感想を他人にしゃべらなくてはいけないんですか」と憮然と言い放つものの、「じゃあ、頑張ってください」と気遣いをみせて去ったのだとか。

「『フライデー』の記事では、継父の船越との関係は良好で離婚を進めていると指摘されている。その一方で、松居の活動を支える”チーム松居”のメンバーを母に紹介したとも言われて、複雑な立ち位置を示している」(週刊誌記者)

 両親に振り回される長男だが、素顔は至って普通の青年のようだ。発売中の写真週刊誌『FLASH』(光文社)は、生ビール一杯180円の大衆居酒屋で、長男が同僚と肩を並べて酒を飲み交わす様子を伝えている。ごく一般的な会社員である長男の胸に去来する思いとは、いかなるものだろうか。

■”噂の長男”がブログで吐露した両親への愛情

 先述の長男とみられる人物のブログでは、騒動に介入すべきではないかという読者の提案に対して、「もう50歳を超えた立派な大人です。自分で解決できます。そうでなければ、私の大好きな父と母ではないので」と返答。両親への変わらぬ愛情を明かすとともに、当事者同士での解決を望んでいることを吐露している。

 だが、長男の思いをよそに、松居の攻撃は止まらず、船越の所属事務所のホリプロも松居に対する提訴を発表した。泥沼の争いに解決の糸口はまったく見えてこない。それでも関係修復を願う長男の立場を思いやると、同情を禁じえない。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。