学生の窓口編集部

写真拡大 (全2枚)


学生の場合、「働いてお金を稼ぎたい」と思ったら、まずアルバイトが頭に浮かぶことでしょう。どんな職種で働くか、自分の適性や収入、交通の利便性などさまざまな条件を考えてバイト先を絞り込んだら、電話やインターネットを通じて連絡を取ることになります。そしてその後は、必ずと言ってよいほど「面接」の話になるでしょう。


バイトの面接では人柄はもちろんのこと、言葉遣い、社会人としての常識的な態度、身だしなみなどが求める人材としてふさわしいかを見られています。しかし、「持ち物」にも注意が注がれていることを忘れてはいけません。何人もの応募者がいる人気のバイトなら、もしかしたら合否を左右するポイントになる可能性もあるので要注意です。

▶【性格診断テストまとめ】自分の隠された一面が丸わかり?!

ここでは、面接を受けるにあたって必要な持ち物についてご紹介していきましょう。


■バイトの面接で忘れてはいけない持ち物


バイトに応募する際、情報誌やウェブサイトをもとに仕事を探すことが多いのではないでしょうか。その場合、募集要項に必要な物が記載されています。ただし、それはあくまで必要最低限と考えた方がよいでしょう。例えば「履歴書」と書いてあったからといって、それしか持って行かないのではいけません。面接の最中に何かメモしなければならなくなったとき、手ぶらでは困ってしまいます。

中には「普段は、スマートホンにメモしてしまうので……」という学生も少なからずいるでしょう。しかし、それは残念ながら理由になりません。バイト面接で欠かせない持ち物を挙げていきますので、1つ1つチェックしてみてください。


バイトの面接の持ち物1.履歴書

ほとんどの場合「履歴書」は必要です。それも、写真付きのものがかなりの割合を占めます。自分の中で応募先を決めたら、まず写真を用意して履歴書を書きましょう。もし、募集要項に「履歴書持参」と明記されていないときは、問い合わせてみることをおすすめします。「履歴書不要」になっている場合でも、面接のときに独自の書式で履歴書に似た内容を書かなければならない可能性もあるので、持って行くのがベストです。自覚はなくても多少の緊張はしているはず。履歴書を用意してそれを見ながら書くことで、学歴や職歴などの年を忘れたり書き間違えたりすることを防ぐことができます。


バイトの面接の持ち物2.スケジュール帳と筆記用具

友達や親しい人との連絡事項なら、スマートホンを取り出してメモ機能やカレンダーに書き込むのが手軽ですが、面接の場合はスケジュール帳あるいは手帳とペンを持って行きましょう。面接の際に、担当者から今後のことについての大事な説明があるかも知れませんし、こちらからの質問事項をまとめておき、それに対する答えを書いておくのにも役立ちます。また、何か書類を差し出され、記入しなければならないとき、筆記用具を持っておらず先方に借りるというのは、悪い印象を持たれてしまうかもしれません。手帳と筆記用具は必ず持って行きましょう。


バイトの面接の持ち物3.身分証明

最近は銀行や郵便局、役所などいろいろな場所で本人確認が求められます。面接でもそのようなケースが増えていると耳にすることが多くなりました。運転免許証がある場合は運転免許証を、そうでない場合は顔写真のついた学生証などを提示できるよう持ち歩きましょう。


バイトの面接の持ち物4.印鑑と通帳

今の時代、バイト料の支払いは銀行振り込みがほとんどです。場合によっては、面接即採用ということもあるので、バイト料を振り込んでほしい金融機関の通帳と印鑑を持っていると手続きがスムーズです。銀行口座を持っていても、その番号まできちんと覚えているという人は多くはありません。間違った番号の記入は二度手間になるだけでなく、バイト先と金融機関の間でも煩雑な手続きと時間を要することにつながります。また、採用が決まったら雇用契約を結ぶのに印鑑が必要になります。


バイトの面接の持ち物5.携帯電話

さまざまな情報を便利に取り出すことができるスマートホンや携帯電話は、必ず持ちましょう。面接場所の地図や担当者の名前、連絡先などを事前にインプットしておくことで、目的地にスムーズに向かうことができますし、万が一交通機関のトラブルなどでやむを得ず遅刻する場合の連絡ツールとしても重要です。今は、携帯電話を忘れて急な連絡をしたいとき、公衆電話を見つけるのがとても大変な時代です。普段よく行く場所でどこにあるか確実にわかっているのならともかく、初めての地域ならなおさら困難。出かける前に携帯電話を持っているか忘れずにチェックして下さい。ただ、忘れてはいけないのが、面接会場に入る前に音が鳴らないようにすること。面接中に着信音が鳴るなどということは間違ってもないようにしてくださいね。


バイトの面接の持ち物6.現金

少しの現金も持たずに出かける人はほとんどいないとは思います。でも、お金の支払い方が変化している世の中ですから、ICカードやスマートホンの機能で用が足りてしまい、現金は持ち歩かないという人もいるかもしれませんね。しかし、面接に行く場合、ある程度のものはどこで何が起きてもいい準備のために持ちましょう。すべての場所で自分の持っているカードを使えるとは限りません。急にタクシーに乗る必要に迫られたり、カードを使えない店で買い物をしなければならなかったりすることも考えられます。「備えあれば憂いなし」です。


バイトの面接の持ち物7.腕時計

スマートホンや携帯電話を持ち歩いていると、それで時間を確認できるので腕時計を身に着けていない人も多いと思います。普段ならそれでいいいかもしれませんが、いざ面接に行くというときは持ち物に加えて下さい。もぞもぞと携帯電話を探して時間を確かめるよりも腕時計のほうがスマートですし、例えば面接までの待ち時間にゲームをしているなどと誤解されずに済むのではないでしょうか。


バイトの面接に必要な持ち物は、おおよそ理解できたことでしょう。ただしこれら以外に、エチケットとしてハンカチとティッシュは必需品。また、口臭予防スプレーやタブレット、櫛、手鏡、女性なら予備のストッキング、さらに天候の急変に備えて折り畳み傘などは持ち物として頭に入れておくと良いでしょう。面接担当者に少しでもよい印象を持ってもらい、希望するバイト先で働くために、常識があって他人への配慮ができる人間だということをアピールすることも大事です。


■バイト面接で持っていくべきではないもの


では逆に、どのような物は持って行かない方がいいのか。必須の持ち物と合わせ、ぜひ覚えておいてください。


1.目立つデコレーションや飾りの付いたスマホケース

これは特に女性に向けてですが、キラキラにデコレーションしたスマホケースやジャラジャラと付けた飾り。担当者の目に触れた場合、「面接に来たのか遊びに来たのかわからない。」と思われてしまいます。面接会場に入る前に、人目を引くようなケースからは取り出し、目立つ物はバッグの底深くにしまっておくことをおすすめします。


2.面接ハウツー本

次に「面接ハウツー本」。面接会場への持ち込みは避けたほうがベスト。参考にするのであれば、事前に内容を頭に入れておくことです。それでもどうしても心配であれば、見るのは最寄りの駅までにして、コインロッカーなどに預けましょう。面接はマニュアル通りにはいきませんし、ハウツー本を頼りにしていてはとっさのときに自分の言葉で答えることが難しくなってしまうからです。採用担当者もプロ。目の前にいる人の答えが自分なりのものか、付け焼刃で何かを暗記してそのまま答えているのかわかってしまうはずです。


3.大きすぎるバッグ・荷物

授業の空き時間に面接に行ったり、あるいは面接からまっすぐどこかへ出かけたりする場合、面接とは不釣り合いに見える大きなバッグを持ち歩かなければならないことがあります。でも、それを面接会場に持参するのは邪魔になりますし、避けたほうがいいかもしれません。学校の「ついで」とか、遊びの「ついで」に面接に来ているという印象を持たれてはマイナスにしかならないからです。面接に必要のない物が入った大きなバッグは、面接会場最寄り駅のコインロッカーに入れてから向かいましょう。

余談ですが、当日の持ち物について何も指定がない場合は、いったいどうしたらいいでしょう?「何も持って行かなくていいのだろうか?」と不安でいるよりも、面接の日時の連絡が来たときなどに担当者に率直に問い合わせることをおすすめします。もし、その機会を逃してしまったら改めて連絡を取って聞きましょう。わからないことを曖昧にしておくと大きな失敗につながりかねません。

ただ、電話する際は始業時や終業時、休憩時間などを避けること。また言葉遣いに気をつけ、切るときにはお礼を言うなど注意が必要です。そしてこちらから「履歴書、印鑑などは必要ありませんか?」と、具体的に聞くことで相手にわかってもらいやすく話がスムーズに進みます。


■最後の持ち物チェック

ここまでの内容を踏まえ、改めて面接に必要な持ち物を再確認しましょう。面接前に、カバンの中身と照らし合わせてチェックしてみてください。


1.履歴書―必要なら写真を貼り、折らずに入る封筒やクリアファイルに入れる
2.スケジュール帳と筆記用具―面接会場についての情報や担当者の名前や連絡先をメモしておく
3.身分証明―できれば写真付きのもの
4.印鑑と通帳
5.携帯電話―目立つケースは外しておく
6.現金
7.腕時計

※ハンカチ、ティッシュ、各種エチケット用品、折り畳み傘


バイトの面接に出かける際には、忘れ物がないか再度確認することが大事です。会場についてから「しまった!」では遅すぎます。バイトといえども就職活動には変わりありません。準備は怠らずに面接にのぞみましょう。


執筆:山岸りん(ナレッジ・リンクス)