ポドルスキが「2つの目標」を達成?…衝撃の2発に独紙「夢のようなデビュー!」

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 ヴィッセル神戸に所属する元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキJリーグデビューはドイツでも注目を集めた。

 ドイツ紙『ビルト』は、『DAZN』を通じて試合の流れを追っていたらしく、試合の様子をTwitterで伝えた。「2得点を決めている」というドイツ語を翻訳にかけて「2つの目標」と間違った日本語も載せられているが、試合終了直後には「終わった! 3対1で神戸の勝利! 初出場でマン・オブ・ザ・マッチを獲得したのは2得点のポドルスキ!」と元ドイツ代表の「愛されキャラ」の活躍を喜んでいた。

https://twitter.com/BILD_Sport/status/891258463539666944

 その他の各ドイツメディアもすぐさまデビュー戦を伝えた。『シュポルト・ビルト』誌は「夢のようなデビュー! ポルディは日本でドッペルパックの好スタートを切った」という見出しをつければ、有料放送局『スカイ』は「ルーカス・ポドルスキがドッペルパックで神戸を勝利に導く」と報道。ポドルスキの地元ケルンの『エクスプレス』紙は「初戦。何という登場の仕方:2発を決めたポドルスキが神戸を勝利に導く」と伝え、試合終了直後にはポドルスキの衝撃的な2ゴールがドイツ全土に瞬く間に広がった。

 保守派の高級紙『ヴェルト』は「ルーカス・ポドルスキは日本での夢のようなデビューを祝った」と伝え、観客席にドイツの国旗が飾られたことも伝えている。試合前日には、Twitter上でドイツ第1国営放送『ARD』の伝統的な番組「シュポルトシャオ」の編集部が「頑張れよ」とコメントを送れば、ポドルスキも親指を立てて応えるというやりとりも見られたが、まさに期待に応えてみせた。

 スポーツ放送局『シュポルト・アインス』は「ポドルスキにとって夢のようなデビュー」という見出しのもとに、試合後のポドルスキのコメントも掲載。「試合はスーパーだったね。チームは勝ったし、僕も2得点を決めた。これ以上、何を望めるだろう?」。ただ、自身のコンディションはまだフィットしきれていないようで「ここの気候はヨーロッパのものとは違っているから、まずはこの気候に慣れないといけない」と身体が重い中でも結果を残せてホッとしているようだ。

 各メディアは試合の背景としてポドルスキがプロ野球の始球式を行ったことを「日本では大変名誉なこと」と紹介しながら、日本の生活に馴染もうとしていることや日本のメディアが「ポルディ効果」と報道していることを紹介。9位の神戸が上位浮上への足がかりを掴んだと締めくくっている。