今井絵理子議員(写真:日刊現代/アフロ)

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「お互いに愛し合っているんだな、と思います。これが“本当の政治家”だったら、万が一に血迷ってそういうことをしてしまったとしても、発覚したら関係をバッサリ切るものです。それが、お互いにかばい合うような釈明をしている。ほとぼりが冷めたら、また愛を育もうと思っているのではないですか」

 27日発売の「週刊新潮」(新潮社)が、元SPEEDの今井絵理子議員(33)と橋本健・神戸市議(37)の不倫疑惑を報じたが、永田町で今井議員はどのような存在だったのだろうか。国会議員秘書が語る。

「いてもいなくてもいい議員だと思われています。同じ芸能人出身でも、三原じゅん子議員はスタイルもいいしオーラもある。今井議員はオーラもないし、かわらしさも感じられません。知名度で当選した議員は、党大会の司会をやったり、選挙の時に応援演説したりするのですが、今井議員って話がヘタなんです。それでいて、先の都議選では『この暑い時に、なんで自分が狩り出されなきゃならないんだ』などと、けっこう陰で文句言ってたんですよ。それが自民党幹部の耳にも入って、怒られたりしていました」

 今井議員は沖縄出身だが、昨年7月の参院選で当選確実が報じられた直後に出演したテレビ番組内で、ジャーナリストの池上彰氏から「沖縄の問題について、立候補して初めて色々考えるようになったということでしょうか?」と聞かれ、「はい、そうですね」と発言。さらに「これから沖縄の問題を考えていく、ってことですね?」との質問に大きくうなずいたことが批判を浴びた。議員になってから、勉強はしているのだろうか。

「自民党内で新人教育をするので、それなりには勉強はされていたと思います。今井議員は政治経験の長い橋本市議にいろいろ教わっていたと言っていますが、そういう教育は自民党がやっているので、言い訳としても通用しないことを言っているのです」(同)

 では、今井議員としての仕事ぶりは、どうだったのだろうか。

「それなりに一生懸命だったところもあるんですよ。文部科学委員会のメンバーですが、自民党の他の議員さんたちにお水を用意したり、ウエイトレスみたいなことをしていたというのは聞いています」(同)

「新潮」記事では、政務で行った地方でも橋本市議と一夜を共にしていたとされるが、この行動は国会議員として問題はあるのだろうか。

「国会議員にはJRパスが与えられ、本人負担なしでグリーン車に乗れます。もちろんその財源は税金です。かつて、細野豪志議員と山本モナが不倫旅行でJRパスを使っていたことが批判されましたが、同じような批判が出てきてもおかしくない。行き先で政務もあったようですが、実態は不倫旅行と同じですから。

 さらにホテルで今井議員がパジャマ姿で下まで橋本市議を迎えに行ったというのは、どういうことなのだろうと思いますね。今のホテルは、部屋のカードキーをかざさないとエレベーターのボタンが押せなかったり、行きたいフロアで降りられなかったりするので、迎えに行ったのかなと想像できます。2人分を予約していれば、人数分のカードキーをもらえるじゃないですか。シングル料金で2人で泊まっていたのだとすると、ケチくさいことをしているなと思ってしまいます」(同)

●注目される自民党の対応

 今井議員の自宅は東京・国分寺市にある。だが、千代田区三番町の高級マンションを借りていて、そこに橋本市議が泊まったとも報道されている。朝早い会議もあるので、セカンドハウスとして借りているというのが、今井議員の説明だ。

「三番町よりもずっと永田町に近い麹町に参議院の宿舎があります。国分寺から出てくるのが大変だということなら、申請すればそこに入れます。しかし、そこだと他の議員にいろいろ見られてしまうからということで、わざわざ別の場所に部屋を借りていたのではないでしょうか」(前出と別の国会議員秘書)

支持率が下がり続けている安倍政権に、今回の不倫疑惑はダメージになるのだろうか。

「なりますよ。稲田朋美議員が防衛相を辞任しましたが、昭恵夫人も含めて、安倍首相がかわいがる女性にろくな人がいないということになりますね」(同)

 今井議員と橋本市議の今後は、どうなるのだろうか。

「世論は今井議員の辞職を求めていますが、自民党から辞職要求は出ないでしょう。秘書を暴行した豊田真由子議員でさえ、彼女の出した離党届を自民党はまだ受理してないくらいですから。

 以前から『今井議員が関西によく行っている』『関西の自民党議員と付き合っているらしい』というのは、噂話で出ていましたが、どうでもいいことだと思われていて、誰も追及しようとはしませんでした。一方で、橋本市議のほうは辞職でしょう。自民党を離党しろという動きが、地元で強いみたいです。イケメンということですごい得票数も多かっただけに、これで化けの皮がはがれたということで、支持していた人たちも離れていくでしょう。

 彼はもともと歯科医院を経営していますが、議員を辞職しなければ、そちらも続けられなくなります。2人はまだ、ことの重大さに気づいてない。自分たちが、どれだけ政党に迷惑かけて、世間の人たちを不愉快にしているかということに気づいてないと感じます」(同)

 今井議員は立候補を考えた時、「ママがもっと忙しくなってもいいのか」と聴覚障害がある息子とのことをまず心配し、当時小学校5年生の彼は「ママ、手話をたくさんの方々に広めてほしい」と母親の立候補を後押ししたという。応援してくれた息子に対して、今井は今、何かかける言葉があるのだろうか。
(文=深笛義也/ライター)