写真を撮ることが楽しくなってくると、玉ボケを上手に撮れるようになりたいと思うことがあるものです。玉ボケが撮れるようになると、写真に雰囲気が出て、ちょっとプロっぽくなった気分を味わえます。


そもそも玉ボケと呼ばれる、写真に写った丸いキラキラ、とてもキレイで幻想的ですが、これは一体なんでしょう?


「キラキラの正体は光。『点光源』と呼ばれる光です。電飾の光や水面に反射する光もそうですが、日中、葉に反射する光も点光源になります」と、写真教室を主宰する西村りつ子さん。どうしたら、この点光源を丸いキラキラした「玉ボケ」として、写真に収める事ができるのか、西村さんに伺ってみました。光がますます印象的になる季節。ぜひ、マスターしてしまいましょう!これをマスターすれば、あなたも玉ボケphotoの達人に!

4つのポイントに注意すれば、玉ボケを撮ることができます。一緒にポイントを見ていきましょう。

●ポイント1 点光源を見つける

太陽が出ている天気がいい日が見つけやすいです。木々を注意して見てみてください。


こんな風に、太陽の光が木の葉に当たって反射しているところが、キラキラ玉ボケポイントです。見つけられたら次のポイント2へ。●ポイント2 逆光で撮る


今回の主役は、テディベアです。キラキラした玉ボケポイントを背景に、被写体を逆光になるよう捉えます。太陽が、被写体の後ろ側、または斜め後ろから当たっているイメージです。写真が暗くなるようなら、明るさを調整してみてください。露出をプラスに。そのとき、被写体は日陰に置くと、やさしい雰囲気の写真になります。●ポイント3 キラキラ玉ボケポイントと被写体とカメラの距離

この3つの距離感、大切なポイントになります。


こちらのテディベアの写真で説明してきましょう。


先ほどのテディベアの写真。キラキラ玉ボケポイントは、星マークがついた円の中、木の葉になります。

(1)被写体のテディベアと、キラキラ玉ボケポイントとの距離を離す
(2)カメラは被写体のテディベアになるべく近づいて撮影

そうすると、木の葉の点光源が大きくボケて、玉ボケになるというわけなのです。●ポイント4 背景が大きくボケる設定に!

カメラを絞り優先モード(AやAvと表記されています)にし、F値を一番小さな数字にします。


F値を小さくして背景を大きくぼかすだけで、キラキラきれいな玉ボケが撮れました。


ちなみに、F値が大きいとこのような感じに。


じつは、明るい色の花も光が反射するので、キラキラ玉ボケポイントになります。この効果を利用すると、かわいい色つきの玉ボケを切り取ることができるのです。


実際の背景はこのような状況。ズームレンズの方は、望遠側(しっかりズームして)撮影するとよいでしょう。

いかがでしたか?
文字にすると、ちょっと難しく感じるかもしれませんが、実践してみると意外と簡単。玉ボケを意図して撮ることができると、雰囲気アップのすてきな写真になって、さらにカメラを構える楽しさが出てくると思います。
だれかに見てもらいたくなるような、キラキラを閉じ込めた写真、撮りに出かけてみてください。

●教えてくれた人
【西村りつ子さん(撮影・文)】
奈良県在住。3人の子どもを育てる傍ら、自宅やカフェで不定期で写真教室を開催。手づくり雑貨や、毎日の暮らしぶりをインスタグラム(アカウント『tweet_hibi』)で紹介中