先輩芸能人が若手芸能人に生き残り術を伝えるAbemaTV(アベマTV)の『芸能義塾大学』が27日に放送され、カンニング竹山が「絶対消えない業界生き残りメソッド」を入山杏奈、岡井千聖、都丸紗也華、Niki、山地まりに伝授した。

 まずは「仕事を覚えたいならテレビ局に見学に行け!」だが、これは、編集される前段階の現場を見ておこうということだ。基本、番組というのはパス回しによって成り立っているわけだが、上手なパスを出す人、上手に受ける人を編集前の生々しい様子を見ることによって学習するのだという。

 また、MCの目をずっと見ることも重要だという。人間は誰しも不安があるもの。それはMCであろうと同様で、誰か助けてくれるとすごくラクになる。そして、人間は目を見て話すもの。MCも誰かの目を見て話したいのである。自分と目が合っていればMCは安心する。ものである。竹山は終始「番組は皆で作るもの」と主張していたが、こうした協力的な姿勢が重要なのだという。

 そして次に重要なのが「ギャラとプライドは低いに限る」だ。

「バラエティでずっとやるのであれば、どんなことを受け入れることが必要。門を広げる。人間は年を取り、色々経験しますよね。『なんだよ、ババア!』なんて言って笑いを取れれば番組が盛り上がります。『ババア』って言っていいよ! という門を広げるのです。『ババア』で笑いが一つ取れれば、全体は面白くなるんです。プライドが低ければ、言った側も言われた側もスタッフも、視聴者も皆Win-Winです。『私にババアっていうのNGよ』なんて言ったら、いじりづらくなってしまうのです」

 ここで、竹山は「余計なプライドを持たないタレント」が5人を紹介。その5人とは笑福亭鶴瓶、井森美幸、ハライチ澤部、三四郎小宮、菊地亜美だ。

 また、知的バラエティで頭がパニックになった時、窮地を救う魔法の言葉は「分からない」だという。その一方「いいと思う」はダメだという。それは思想表明になるから。そして、「今後が気になる」はハードルが高まるためこれもダメ。「分からない」がOKな理由とは、その政治問題等が「分からない」視聴者からの共感を呼ぶためである。

 たとえば池上彰などが解説する番組では結局もっとも詳しいのは池上なわけだから正しい対応は「分からない」であるといい、池上の解説を待つことになる。また、竹山は「数字を入れる」ことにより、「こいつちょっと分かってるな」と思わせる戦略を取る。たとえば、築地市場の豊洲移転問題については「130億円の税金を使ってるんですよね」などと言うのである。「視聴者のおばさんは、数字言うやつを頭いいと思ってくれる」とのことだ。

 3つ目は「芸能人ばかりと飲みに行くな!」である。芸能界での付き合いは、広く浅くが良い。同じ業種の仲間と会っても同じ知識しか得られず、結局おしゃれやメイクなどの情報交換にしかならない。竹山はキャンプが趣味だが、キャンプに詳しい一般人と飲みに行くことにより、キャンプについて造詣が深くなる。女性だったら、ネイリストと飲みに行くのもよい。これを教えてくれたのは堺正章である。

 そして、最後に教えたのは「プライベートではマスクをするな」だ。

「風邪とか花粉症の時はいいです。でも、他の時はなんのプラスにもならない。普段から顔を晒すことにより、町の人とのコミュニケーションを取れるようになります。マスク取って歩いてもパニックには絶対になりません。ジャニーズのトップだったらすごいことになるかもしれないですが、東京にいる限りはパニックにはならないです。自意識過剰です。夏の時期にマスクしてるバカがいる。お前がマスク取っても何もならないんだよ!

 むしろ顔を晒しておけば『〇〇さんですよね』となってコミュニケーションになります。マスクしてこそこそしても何も生まれない。ロケで一般人と絡むことありますよね。普段からコミュニケーションを取っていないと、バレる。一般人とのコミュニケーションに心が通っておらず、作り物だと分かってしまうのです。普段からやってる人は、田舎のおじちゃんおばちゃんとのコミュニケーションがうまくなります。今の夏、帽子でマスクでサングラス、そんなバカ、むしろすぐわかるものなのです」

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