なかばオウンゴールのような形で、今夏2度目となるテストマッチでの敗戦を喫したボルシア・ドルトムント。このRCDエスパニョール戦では、選手たちは光を影の部分を露呈することとなった。

「まだまだ我々には課題が山積みだよ」1週間前のボーフム戦でのドロー後に、そう語っていたペーター・ボシュ監督。しかしその言葉とまったく同じ言葉を、今回の試合でも繰り返すことになる。

確かにエスパニョールを相手に試合を支配し、ポゼッションもプレスも仕掛けてはいたのだが、だがフィニッシュの部分で物足りなさが残った。「サッカーの世界ではここがもっとも難しい。改善していかないとね」と指揮官。

ただしある程度のコンビネーションも、プレーに対する喜びも見られたとはいえ、試合を支配していたにも関わらず、決してチャンス自体が多かったというわけではない。だがそのなかでポジティブな部分をあげるならば、中盤を率いるマリオ・ゲッツェが精力的にプレーする姿を見せていたということだろう。

その長期離脱明けとなったドイツ代表MFをのぞき、1週間後にバイエルンとのスーパーカップを迎えるボルシア・ドルトムントは、のこり10選手をフル出場させており、すでにボシュ監督はどのメンバーをこの試合で先発起用するのか、頭のなかで思い描いているのかもしれない。

なおこの日の試合は、CBソクラテスとGKビュルキとの間で意思の疎通をはかれず、相手にゴールを決められるなかばオウンゴールのようなもので敗戦しており、ビュルキは「いい試合をしていたのに、不運にも敗戦してしまった」と肩を落とした。

エスパニョール戦でのドルトムントの布陣:
ビュルキ - ピシュチェク, ソクラテス, バルトラ, ザガドゥ - シャヒン - カストロ , M. ゲッツェ(⇔ダフード) - デンベレ, シュールレ - オーバメヤン