「Gyazo」Android版の画面イメージ。(Notaの発表資料より)

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 スクリーンショットや動画の共有ツールとして人気の「Gyazo」から待望のAndroid版がリリースされた。「Gyazo」はビジネスやSNSで画像を共有する際に使用できるサービスだ。現在の月間訪問者数は1000万で、北米、ヨーロッパ、日本、ロシアと世界中にユーザーがいる。筆者もパソコン版「Gyazo」にはいつもお世話になっているが、さっそくAndroid版の「Gyazo」も使ってみた。

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■アプリを開いて写真を撮るか、画像をアップロードするだけ

 「Gyazo」の使い方はシンプルだ。インストールしたアプリを開くとカメラが起動する。ボタンが3つ配置されており、真ん中の撮影ボタンで共有したい写真を撮るか、左側のボタンをタップしてスマホ内にある画像を選ぶ。これだけで「Gyazo」に画像がアップロードされる。

 写真撮影した後(またはスマホ内の画像を読み込み後)は右側の雲のようなマークのボタンをタップすれば、ブラウザが起動し「Gyazo」のサイトに飛ぶ。ここからリンクをコピーするなどして相手に画像のURLを送ることができる。

 なお、「Gyazo」は起動するとログイン画面が出るが、ログインをしなくとも使用可能だ。

■ビジネス、SNSで活躍する「Gyazo」

 「Gyazo」は主にビジネス利用で活躍することが多い。添付機能がないツールや、添付枚数に限りがあるツールでも画像を簡単にシェアできる。Android版はパソコン版のようにキャプチャしたい範囲を選択することなどはできないため、ビジネス利用では弱いかもしれない。しかしパソコンを扱えない環境下で仕事相手にシェアしたいときに手軽に使えるのが魅力だ。

 また、ビジネスだけでなく趣味のSNSでも「Gyazo」の利用が徐々に増えている。Twitterなどでは、ちょっとした画像、ワンクッション置きたい画像などを「Gyazo」を使って公開する人も多い。普通に画像をアップロードするとメディア一覧にその画像が載るため、見てほしいけど他の画像と並べたくない、いつも載せる画像と趣が違うためダイレクトに目に入れるよりリンクで飛ばしたいなど、こだわりのある人におすすめだ。

 アプリは無料で使え、パソコン版「Gyazo」と同期もできる。手軽な画像共通ツールを探している人は一度使ってみてはいかがだろうか。