謝長廷氏

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(東京 29日 中央社)「鉄道文化を生かした、持続可能な地域創生」日台連携シンポジウムが、28日、台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(東京都)で開催された。同処の謝長廷代表(大使に相当)はあいさつで、台湾の鉄道の発展は日本と深いつながりがあると語り、専門家や鉄道ファンの交流を通じて互いの友好関係がより深まることに期待を示した。

シンポジウムには日本の産官学各界から約120名が参加。インダストリアルデザイナーの水戸岡鋭治氏、台北機廠(旧台北鉄道工場)プロジェクト代表の黃俊銘氏ら4名のパネリストが、日台双方で潮流となっている、旧鉄道システムの保存と活用から新しい鉄道文化を生み出すプロジェクトについて語った。台湾の文化部(文化省)国際諮問顧問を務めるCIプランナー、福井昌平氏の司会によるパネルディスカッションも行われた。

パネリストの1人、鉄道博物館(さいたま市)の荒木文宏副館長は、同館を訪れるアジアからの外国人観光客の割合は平日で約8割、祝日でも4割に達すると説明。うち、台湾人は平日で約58%を占め、最多。5年来変わらずトップを維持しているという。同館が台湾人に高い人気を誇る理由として、同氏は、さいたま市が台湾との交流に熱心であることや、台湾の旅客に鉄道ファンが多いことが考えられるとの見方を示している。

(黄名璽/編集:塚越西穂)