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ビリヤニ。
この料理を知っていますか?

 

「ビリヤニ」とはインドの炊き込みご飯のこと。インド料理といえば、スパイシーなカレーが圧倒的な人気ですが、最近はこの「ビリヤニ」がジワジワ注目を集めているんです。

Rettyでインド料理投稿数No. 1かつTOP USERのYoshitaka Kamedaさんも、昨年のマイベスト3は、なんといずれも「ビリヤニ」。

Yoshitaka Kamedaさんの2016年マイベストはこちら。

 

カレーをも凌ぐらしい、その魅力とは一体どんなもの…?
Yoshitaka Kamedaさんに、早速ビリヤニのあれこれを聞いてみました!

TOP USER紹介

Yoshitaka Kameda

主にインドカレーを食べています。ナンはもちろん、ライスも手でいきます。学生時代は週4でインドカレーとか無茶してましたが、最近は行けて週イチ程度。ちなみにインドに行ったことはありません。 最近年のせいか消化力が低下。脂っこいものと肉類はキツイです。・Rettyアカウントはこちら

なぜ、今、ビリヤニなのか?

ーーそもそもビリヤニとはどんなものでしょう?スパイシーな炊き込みご飯と思えばいいんですよね?

「そうですね。ただ、大きくはネパール式かそうでないかに分けられます。ネパール式は日本米をチキンライス風に炒めた、いわゆる日本のドライカレーとチキンライスの中間みたいな料理です」

ーーいきなり、炊き込みご飯という概念から外れました(笑)。ちなみに、ネパール式でないものとは?

「『炊いた』ビリヤニになります。炊いているので、バスマティライス(インドの米。粒が細長く香りが良い)がふかふかしていたり、軽く感じたり、スパイスが複雑玄妙だったするのが特徴です。

ーー初心者はネパール式の方が、味がわかりやすいんですか?

「炊いたタイプは、もしかしたら初めての人にとっては、わかりやすい味をあまり感じられないため、玄人向けかもしれませんね。だいたい炒め式(ネパール式)の方が味が濃く、パワフル。ですから、ビリヤニ慣れしていない人や若い人は炒め式を好み、慣れている人(炒め式に飽きた人)や濃い味よりあっさり味を好む人は炊いた方を好む傾向にあるように思います」

よくネットで『あれは本当のビリヤニじゃない』という人がいますけれど、ネパール的にはあれが正しいビリヤニのようです。ちなみに日本のインドカレー屋の大半はネパール人がやっています。私の周りでも、ネパール式を好んで食べる人が多くいますので、あれはあれでよいのだと思います」

ーーなぜ今、ビリヤニが注目を集めているのでしょうか?

「もともと、本格的なインド料理の老舗にはビリヤニはメニューにありました。ただ、日本人の受け取り手が『インドカレー屋に行ったらカレーとナン』という認識でいたと思います。

それが、2014年に上野に『ハリマケバブビリヤニ』、新橋に『カーンケバブビリヤニ』がオープンしたことをきっかけに、店名に冠するくらいだから…と広まっていったのだと思います」


▲色鮮やかな『カーンケバブビリヤニ』のビリヤニ

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マイベストTOP3にビリヤニを選んだ理由とは?

 

ーーYoshitaka Kamedaさんも、マイベストに選ばれたくらいなので、今やビリヤニがカレーを越してしまったのではないでしょうか?

「いえ、特にビリヤニ推しだったわけではなく、TOP3のお店は、全てにおいて、他のお店とは一線を画す美味しさだったからです。ビリヤニだけでなく、とにかくどの料理を食べてもずば抜けて美味しかったんです」

ーー言い換えるとビリヤニが美味しいお店は、カレーも美味しいということですね?

「そうですね。気の利いた店だとビリヤニにカレーつけてくれて、つまり混ぜて食べてみて!ということです。カレーかビリヤニかということではなく、両方あれば両方食べる、というのが私の食べ方ですね。

1位に選んだ『ルチラ』は東久留米にある南インド料理の店で、月末の土曜にいろんなイベントをやっていて、たまに数種類のビリヤニが食べ放題で楽しめるビリヤニフェス(要予約)も開催。私は土曜日も仕事があるのでなかなか行けませんが、もし日曜に企画してくれたら毎月でも行きたいくらい魅力あるイベントです」


▲特別開催の食べ放題企画では、色々な種類のビリヤニがズラリ!

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「2位の『アーンドラ・ダバ』も南インド料理のお店で、神田駅前にあります。予約をすればチキンのダムビリヤニ(鍋を密封し旨味と香りを閉じ込めて炊いたビリヤニ)を食べられます。味と香りのバランスが絶妙で無限に食べたくなる美味しさです」


▲バナナの皮によそったビリヤニはビジュアルも夏にピッタリ

https://retty.me/area/PRE13/ARE11/SUB1101/100001296940/

 

ーー1位と2位が、どちらも南インドのお店ですが、もともと南インド料理がお好きだったのですか?

「日本には濃厚でこってりしたカレーをナンに付けて食べる北インド料理のお店が多かったので、もっと南インドの料理が食べられるお店が増えてほしいという願いを込め、この2店を選びました。私の口コミのおかげかはわかりませんが、順調に南インドレストランが増えているのが嬉しいですね」

ーー南インドの料理はどういう特徴があるのでしょうか?

「ナンではなく、パスマティライスにさらっとしたカレーを付けて食べるのが特徴です。あっさりしているので女性やお年寄りにも食べやすいと思います」

ーーそして、3位はパキスタン料理のお店ですね。

「はい。次はパキスタンをガッツリ推すかもしれません(笑)。西大島にある『ハビビ ハラル レストラン』では、タンドールの盛り合わせをオーダーすると、肉の下にプラオ(ビリヤニよりも簡易的に作れるインド米を使った炊き込みご飯。通常ビリヤニよりも辛くない)が敷いてあり、これがめちゃくちゃ美味いんです」


▲スパイスで味付けされた肉料理の下に、旨味を吸ったお米がビッシリ

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ーー暑くてバテ気味のこの時期、カレーよりも重くなくスパイスの効いたビリヤニは、食が進む気がします。

「確かにビリヤニには、消化に良いパスマティライスを使っているので、体に優しいかもしれませんね。他にも、スパイス料理をお腹いっぱい食べたいけど、匂いや胃もたれを残したくないときにもぴったりですね」

 

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スパイスを効かせた良い香りに、夏バテで減退気味の食欲も思わずそそられます。

この夏の合言葉は「猛暑はビリヤニで乗り切る!」ですね。