9月に米ラスベガスのTモバイル・アリーナで対戦するボクシングのゲンナディ・ゴロフキン(右)とサウル・アルバレスのコンボ写真(2017年7月29日作成)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ボクシング、WBA・WBC・IBFの統一ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(Gennady Golovkin、カザフスタン)は、9月16日に行われるサウル・アルバレス(Saul Alvarez、メキシコ)との一戦で、すべてのタイトルを懸けて戦うと表明。一方のアルバレスは、すべてのタイトルのために戦うつもりはないとしている。

 両陣営から29日に発表された声明で、アルバレスはボクシング専門誌リングマガジン(Ring Magazine)認定のタイトルなどを懸け、ゴロフキンの持つWBAとIBFのタイトル獲得を目指すことになると述べた。

 ゴロフキンはWBCの王座も懸けることになるが、米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)で行われる今回の一戦で負けた場合、同タイトルは空位になるとみられている。

 通算戦績が37勝無敗33KO勝ちのゴロフキンはミドル級の主要タイトルを保持しているが、通算49勝1敗1分34KO勝ちのアルバレスは、昨年WBC王座が空位になるまで同タイトルの保持者だった。その後、タイトルがゴロフキンに与えられたことで腹を立てたと報じられたアルバレスは、今回の直接対決ではそのタイトルのために戦うのではないと主張した。

 アルバレスはWBC以外のタイトルについて、「今回の試合で、これらの重要なタイトルを懸けて戦うことをとても誇りに思う」とすると、「これは今年最大のボクシングイベントだ。メキシコ以外からもたくさんのファンが詰めかけ、俺がリングマガジンのタイトルとリネアル(正統な)タイトルを防衛し、WBAとIBFの王座獲得に成功するのを楽しんでくれることだろう」と述べた。

 これに触発されたゴロフキン陣営は、アルバレスが勝った場合すべてのタイトルを手にするわけではなかったとしても、ゴロフキンはすべてのタイトルを懸ける覚悟があると強調した。

 ゴロフキンのプロモーターを務めるトム・ローフラー(Tom Loeffler)氏は、「GGG(ゴロフキンの愛称)はWBC、WBA、IBF、そしてIBOのタイトルをすべて堂々と防衛することだろう。そしてカネロ(Canelo、アルバレスの愛称)とリングに上がった際には、リングマガジンのタイトルもコレクションに加えてみせるに違いない」と語った。

 持ち帰るタイトルの数がいくつであろうとも、最終的には勝者が文句なしのミドル級王者として称賛されることは間違いない。

 ローフラー氏は「ファンはこの対決を熱望している。これは互いに全盛期を誇る最高のボクサー2人によるミドル級対決というだけでなく、ボクシング界で最も市場価値の高い2人の戦いだ」と述べた。
【翻訳編集】AFPBB News