私たちに右利き、左利きの違いがあるように、使っている「五感」にも違いがあり、その違いがコミュニケーショントラブルのタネになりうる、というのは無料メルマガ『東北NO1メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』の著者で心理カウンセラーの吉田こうじさん。今回は「タイプ別」のトラブル回避のためのトレーニング方法を紹介してくださっています。

「五感」を磨くトレーニング

ここ何回か、「何気なく使っている感覚が人間関係のトラブルをひき起こしている…、かも?」といった内容でお話ししています。ここで話している「感覚」とは、私たちが外部情報をキャッチする際に使っている「五感」のことです。

五感とは、「視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚」のこと。NLPではこれらの五感を「V(視覚)、A(聴覚)、K(触覚・嗅覚・味覚)」と表現します(※厳密に言うとAdというカテゴリーもあるのですが、ここでは主要3つについて取り上げます)。

人には右利き、左利きがいるように、この「V、A、K」にも得意、不得意があります。そして、この「V、A、K」の違いが実は私たちの悩みを生み出していることって案外少なくないわけで…。

ここまで

●「V(視覚)」が得意な方の特徴

●「A(聴覚)」が得意な方の特徴

●「K(身体感覚)」が得意な人の特徴

についてお話ししました。今回は「V、A、K」のトレーニング方法についてです。

※ちなみに、ご自身の「V、A、K」はこちらのページから無料ダウンロードでチェックできます。超簡単にできるので自分が苦手とする部分をトレーニングしてみるといいですよ^_^

V(視覚)のトレーニング方法

「もっと周りを見て!」と人からよく言われる。頭の中でイメージを作るのが苦手。こうした方はVのトレーニングがオススメです。

トレーニング方法としては、目に入るものを詳細に言語化するです。いつでもどこでもできるので、ちょこちょこ練習するといいですよ〜。例えば、目の前にコップがあったなら、そのコップを詳細に表現します。

「直径8cm、高さ12cm、厚さ3mmくらいの透明なコップが見える。中には半分くらい水が入っている」

こんな感じです。色や形を丁寧に言葉にしていくだけです。キャラクターグッズを見たときに、「これ、可愛い〜」ではなくて、

「体と、体の7、8倍くらいある頭のアンバランスさ、そして白を基調としたシンプルな色使いが可愛い」

こうやっていちいち細かく言葉にするのです。

それと、普段から視線を上方向にあげてみるのもいいですよ〜。

A(聴覚)のトレーニング方法

「この前も言ったでしょ!」と人からよく言われる。相手の話が長くなると意識が飛んでフリーズする。相手の言葉に対する反応が鈍い。こうした方はAのトレーニングがオススメです。

トレーニング方法としては、耳に入るものを詳細に言語化するです。例えば、職場のデスクに座っているとき、

「エアコンのサーっていう音が聞こえる」

「隣でカチャカチャキーボードを打ち込む音が聞こえる」

「椅子がキーッと軋む音が聞こえる」

「○○さんの話す声が聞こえる」

こんな感じです。耳に入る音や声を丁寧に言葉にしていくだけです。それと、相手が話した言葉を反復して話してみるのもいいですね。

K(身体感覚)のトレーニング方法

「なんか冷たいよね」と人からよく言われる。相手の感情や気持ちを察したり表現するのが苦手。こうした方はKのトレーニングがオススメです。

トレーニング方法としては、「感じること」「気持ち」を表現することです。例えば、冷たい水を飲んだとき、

「いま、冷たい水が喉を通り過ぎて胃に入りました」

「胃が冷んやりする感じがします」

「冷たい水を飲んで気持ちがスッキリした感じがする」

「まだ少し喉が渇いているような気がする」

こんな感じに体の感覚や気持ちを丁寧に言葉にしていくだけです。それと、何か「うっ」と引っかかること、「何っ!」っとイラっとすることなどがあったときに、自分の気持ちを丁寧に感じることです。

「うっ!」っとなったときの気持ちはどんな気持ちか? 体のどこらへんで「うっ」っという感じを感じるのか? 「うっ!」を言葉で表現するとしたら、どんな言葉がしっくりくるのか? これらをスルメのように味わいながら言語化してみるということです。

以上、簡単ではありますが、五感のトレーニングについてお話ししてみました。普段、よく使っている感覚の違いがコミュニケーションで誤解を招くことってすごく多かったります。不得意としている感覚があれば、トレーニングするだけで、不要なコミュニケーションのトラブルを防げるかもですよ〜。

image by: Shutterstock.com

出典元:まぐまぐニュース!