「まだ結婚しないの?」と言われないアメリカはラク!【国際恋愛のABC】

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 昨今、外国人と恋愛するチャンスって意外とあるんです。メタル好きが高じてアメリカへ留学した「めがめたるさん」も、現地で知り合ったアメリカ人と遠距離恋愛ののち結婚。在米歴9年の彼女が見た、国際恋愛の作法とは…。

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 アメリカに住んでいると、あらゆる場面で「日本って素晴らしい国なんだなぁ…」と実感しますが、それでも「アメリカにいて良かった」と思うことも少しはあります。

 そのうちの一つは、「恋人はいないの? もういい歳なのに」「まだ結婚しないの?」「子供は? 早めに生んだほうがいいよ」という、これらのフレーズと戦う必要性がないことです!

◆「結婚しないの?」は失礼!個人主義なアメリカ

 上記のセリフは日本にいる時は幾度となく言われたことがありますが、アメリカで友達や夫の家族から言われたことは一度もありません。

 夫と結婚した時に初めて、夫の家族から

「いつ結婚するのかなぁってずーっと思ってたのよ〜。ただ、こればかりは本人達が決めることだからねぇ」と言われ、

 言われなかっただけで実は心配されていたんだなぁと感じました。

 でもこれを口に出すのと出さないのでは、大きな違いですよね! 

 日本に住んだことのあるアメリカ人の友人は

「日本人は謙虚で優しい人ばかりなのに、何故シングルの人に『彼氏作りなよ』と言って、いざ彼が出来たら『結婚しなよ』と言って、結婚したら『子供は?』と聞いてくるのかが本当に分からない。

 本人は親切のつもりで言っているのかもしれないけど、シングルでも結婚しなくても人生を楽しんでいる人や、子供がいなくても充実した結婚生活を送っている人はいくらでもいるのにね〜」と言っていて、「そうなのそうなの!」と高速で頷(うなず)いてしまいました。

 また、「私が結婚や子育てをして、苦労したらそのアドバイスした人は責任を取ってくれるの? って思っちゃう」と言われ、本当にその通りだよなぁ…と思いました。

◆「そんなの個人の自由じゃない?」と言ってくれる味方は日本に比べて多い

 もちろんアメリカにも色んな人がいますので、こういったプレッシャーをかけてくる人が一人もいない! という訳ではありません。でも、「そんなの個人の自由じゃない?」と言ってくれる味方は日本に比べて圧倒的に多い気がします。

 仕事も結婚も出産も、人生の大きな転機となる決断は、経験したことがなければ悩むし不安になるに決まっていますよね。誰かに「こうした方がいいよ」とすすめられても、最終的に責任を取るのは自分自身なのだから、「自分が幸せ」でいられそうな道を選んだ方がいいと思うのです。

 人生の選択は人それぞれ。自分の価値観を人に押し付けず、自分と周りの大切な人たちの幸せを願える人でいたいものですね。
<絵と文/めがめたる>

【めがめたる】イラストレーター/ブロガー/日本語教師/Heavy Metal Enthusiast ヘヴィメタル好きが高じてアメリカに留学し、現地で知り合ったアメリカ人と結婚。夫との暮らしを描いたブログ『彼と日本語と私』とメタラーの孤独っぷりをまとめた『メタリ子生活帳』を更新中。著書に『メタリ子生活帳 わたしのヘヴィ・メタルな毎日』