謎の残る死を遂げ、その存在を伝説的なものにしたイギリスの故ダイアナ王妃。彼女は亡くなるおよそ6年前の1991年に、シークレットインタビューに何度も答えていたことで知られている。取材の目的は、『Diana: Her True Story』という本を製作するため。友人がジャーナリストの代わりに質問していたもので、子どもの頃に目撃した父親のDVや結婚生活について包み隠さず話していたのだそう。

Glamour>によると、これらのインタビューで明かされた多くのことは、これまで公にされてこなかったことだったそう。そんなベールに包まれていたインタビューが今年、ドキュメンタリー映画として公開されることが決定!

『Diana: Her True Story』の作者でジャーナリストのアンドリュー・モートンは、著名な映画プロデューサーのトム・ジェニングスがタッグを組み、「ナショナル・ジオグラフィック」のためにドキュメンタリー映画を製作。ダイアナ元妃がナレーションをしているように映画は作られている。

幼少時代から結婚生活まで、多くのことを語ったダイアナ王妃。その一部をお届け。

幼少時代について

彼女によると、幼少時代は「とても悲しい時代だった」そう。「父が母の顔をひっぱたくのを見たの。私はドアの後ろに隠れていたけど、母は泣いていたわ」と告白している。

結婚について

プロポーズされた時の心境についてもポロリ。

「『結婚してください』と言われたわ。すごく面白いって思ったの、なんだか大人みたいって。『幼稚園の先生のダイアナ』がよ!? 本当に可笑しいって思ったわ」と話したダイアナ王妃は、さらに「その時は重大な役割を引き受けることになるだなんて、少しも理解していませんでした。まったくもって」と続けた。

さらに結婚前に、メディアに結婚の可能性をしつこく問われる映像があり、そんなメディアについては「一挙一動を監視されて、耐えられなかった」と形容。

チャールズ皇太子の不倫発覚について

「一度彼が電話で『何があっても私は君を愛す』と言っているのを聞いてしまったの。話が聞こえたと彼に告げると、ひどい口論になったわ」

インタビューが収録された時期は、ちょうどダイアナ王妃とチャールズ皇太子の結婚生活が破綻しつつあった頃だったよう。そのため結婚に対する発言は、ハッピーなものばかりでない。

また、7時間にも及ぶインタビューの多くが公開されてこなかった背景には、「ダイアナ王妃が誤解を受けるような方法で利用されてほしくなかった」というインタビュアーの思いがあったからなんだそう。一方でプロデューサのトムは映像アーカイブを映画化することを得意としているため、今回の映画化が実現したよう。

「これまでにダイアナ妃にまつわる多くのドキュメンタリーが作られていますが、どれも周囲の人が彼女に対して持っているイメージです。しかし、今作は彼女の言葉だけを使用したドキュメンタリーです。とても素敵なことです」とトム。

ダイアナ元妃が語る彼女の人生は「ナショナル・ジオグラフィック」で8月に公開される予定(日本公開は未定)。