6戦連続予選落ちとなった石川遼(撮影:GettyImages)

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<RBCカナディアン・オープン 2日目◇28日◇グレン・アビーGC(7,253ヤード・パー72)>
米国男子ツアー「RBCカナディアン・オープン」で6戦連続の予選落ちを喫した石川遼。技術的には進歩していると感じているが、結果には結びつかず「自分のなかで自信がない」状態だと話していた。
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ホールアウト後の取材では、今後のゴルフのためにコーチの必要性などにも話が及んだ。「自分一人で練習するのが好き。クラブも自分できめるし、ゴルフはそういうものだと思う」としながらも、「まあ、その実は結構いろんな人には話をしたり聞いたりしてる」と特定のコーチはいないもののスイングについては幅広く色々な意見を取り入れているという。
また、メンタルトレーナーについても「あまり僕は必要な気はしない」とコメント。「試合でメンタルは鍛えられていくものだと思う。こういうのも今みたいな経験を糧にしてやっていきたい」というのが持論。しかし、「メンタルトレーナーに近い存在は大事。良い存在の人はたくさんいるし、そういう人たちと話しをすることでまったくゴルフとは違う世界の人でも奮い立たせられることもある」とも話していた。
成績が振るわずとも人気選手ゆえ、記事で取り上げられることも多いが、インターネットでは批判的なコメントも散見される。それについては「見ないですね」と気にしてはいない様子。「競馬の騎手の人とかのほうが大変だろうなと思う。僕なんかいろいろ言われていても軽いと感じる。かといって、言われて当然かと言ったらそうではない」と複雑な思いも吐露した。
注目選手の宿命か、プレー以外でも様々なことが話題となる石川。その中でも冷静に自分を見つめ、自分の言葉で語っていた。次の戦いは2週間後の「ウィンダム選手権」。周囲の人たちの助言を聞きながら、入れ替え戦前の最後の試合に挑む。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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