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 野球評論家の堀内恒夫氏が、ブログに寄せられた読者からの質問に回答。自身が考える「最高の投手」について答えている。

 堀内氏は1966年にドラフト1位で巨人に入団し、いきなり13連勝するなど、瞬く間にチームの欠かせない戦力として定着。「ON時代」(王貞治・長嶋茂雄)と呼ばれ、9連覇を成し遂げた巨人のエースとして活躍し、通算203勝をあげた。

 そんな堀内氏のもとに寄せられたのが、ある野球ファンの親子からの質問だ。その親子は、「歴代ジャイアンツの投手で、ナンバーワンのエースは誰か?」という話題で盛り上がり、父親は堀内氏、息子は斎藤雅樹氏の名前をあげたのだそう。「堀内さんはご自身以外で、この投手が歴代ナンバーワンという投手はどなたでしょうか?」という質問を投げかけた。

 読者の質問に対し、まずは、「俺以外・・・俺以外のナンバーワンのエースねぇ・・・いないね!」と、おどけた堀内氏。だが、結果的に彼が挙げたのは、「『エースのジョー』こと城之内さんと一三さんだね」という2人の名投手だ。

 「城之内さん」とは、1962年に巨人に入団し、通算141勝をあげた城之内邦雄氏、「一三さん」とは、1965年に巨人に入団し、巨人〜日本ハムで通算167勝をあげた高橋一三氏のこと。堀内氏によれば、2人は、「城之内さんはとにかく球が速くてシュート(ツーシーム)がすっごいきれるんだよ。本当にものすごかった」「一三さんも若い頃は球が速かったんだけど途中からスクリューボール(シンカー)を覚えて晩年勝てるようになったんだ。あのスクリューは打てないよな」と、ともに素晴らしいボールの持ち主で、目の前で見た先輩投手の凄さはやはり別格だったようだ。

 しかし巨人以外には、もっと凄い投手もいたようだ。サービス精神豊かな堀内氏は、「巨人というくくりがなければ……」と、“本当のナンバーワン”として元・阪神〜南海〜広島〜日本ハム〜西武の江夏豊氏の名前をあげ、「右バッターへのアウトコースのコントロールが絶品」「とにかく、あの球はすごい」と、大絶賛。シーズン奪三振記録、オールスター9連続三振など、数々の伝説を作った江夏氏は、玄人目で見ても素晴らしい投手だったようだ。