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暑い時期に食べたくなるのは、なんといっても冷たい「かき氷」ではないだろうか。最近では、各地でかき氷専門店がオープンし、行列ができるなど、空前のかき氷ブームとなっている。その中でも特に流行しているのは、口当たりのやさしいかき氷だ。一方、家庭用の電動かき氷器も進化しており、各メーカーから「ふわふわのかき氷を作れる」という魅力的な製品が数多く発売されている。今回は、その中から人気の5機種に絞って実際に試食してみることにした。



ドウシシャ

電動ふわふわ とろ雪かき氷器 DTY-17

実勢価格:5430円

【SPEC】サイズ:幅145×奥行200×高さ355mm、重量:約1.2kg、消費電力:25W、使える氷の形状:専用の製氷カップ

ふつうのかき氷だけでなく、牛乳や練乳などを入れて凍らせた、スイーツかき氷も作れる電動かき氷器。糖度が高い氷はやわらかいため、従来のかき氷器では削りにくかったが、削れるように改良している。パーツは簡単に外すことができ、すべて丸洗いできるため、甘い氷を削った後も、衛生的に使い続けることができる。氷は細かさをツマミで調整可能で、細かくすれば、やわらかいかき氷ができる。定番の台湾風かき氷のマンゴー氷、スイーツ感覚のチーズケーキ氷、夏にぴったりの塩レモン氷など、おとなの贅沢氷レシピ付き。一般的なかき氷だけでは飽きてしまう人のために、さまざまなタイプの氷が楽しめるモデルだ。

設置性



500mlのペットボトルを横に並べてみると、細長く、高さがあることがわかる。奥行きは今回試した5種類の中で一番大きいが、下に容器を置けるスペースが広く、容器を置きやすい。



▲夏の間は、手の届くところにかき氷器を置くご家庭も多いが、”大人向け”のデザインとなっており、インテリアの邪魔をしない。昔ながらの派手なかき氷器とは違い、これなら出しっぱなしにしておきたくなる。モノトーンのスッキリした配色で、キッチンにおいてもそれほど大きく感じない。

準備のしやすさ





▲専用の製氷カップは2個付属。水を8分目まで入れて、冷凍庫で一晩しっかり凍らせる。数分で表面が溶け、製氷カップからスポッとはずれる。製氷カップで凍らせた氷1つでできるかき氷は、約1杯分。もし家族が多いのであれば、別途製氷カップを買い足したほうがよさそうだ。

氷のバリエーション/やわらかさ





▲ふわふわのパウダースノーで、昔のかき氷と違い、一粒一粒がとても細かい。空気を含んだふんわりとしたかき氷は、透明な粒がないので、真っ白な雪のよう。美しいかき氷だ。



▲かき氷の山にスプーンを入れても、シャリッとした感じがまったくしない。ふわっとしたやさしいかき氷だ。やさしい口当たりで、最後まで食べても頭が痛くならなかった。



▲今回試した中で、本機は話題の台湾風スイーツかき氷もできる、唯一のかき氷器だ。氷がやわらかく、薄く削るのは難しい。しかし、やわらかでとろっとしたマンゴーかき氷は絶品だった。

操作性





▲容器は調理台の奥まで入るサイズのものを用意する。上部の小さなスイッチを押さえている間、かき氷が下から出てくる。少しだけまわりに飛び散った。

メンテナンス性





▲すべて分解して丸洗いできるため、衛生的。台湾風かき氷のように、牛乳や練乳を入れた氷の刃も、すべて外すことができるので、お手入れも簡単。

家電プロレビュアー/石井和美の評価





色々な種類のかき氷を楽しめる!ベースのかき氷もふわっふわ

刃を調整することで、氷の食感がガラッと変わる。細かい氷は口の中ですぐに溶ける、やさしい口当たりのふんわりとした氷だ。一方、粗い氷は昔ながらのジャリッとした氷に。好みや気分によって食感を変えられる。また、今回試した中で、唯一「スイーツかき氷」が作れる機種だ。氷自体に味がついているもので、一般的なかき氷とは違い、濃厚な味が楽しめる。さまざまなかき氷を1台で作ることができるが、実勢価格は他と大差ない。コストパフォーマンスの高いかき氷器だ。

家電プロレビュアー/石井和美 白物家電や日用品の製品レビューを得意とするプロレビュアー。Webや雑誌などで多数執筆中。家電blog

※『デジモノステーション』2017年9月号より抜粋

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