男子はどうして女子の浴衣姿を見たがるのか?心理カウンセラーに聞いた!

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夏の季語でもある「浴衣」は、日本ならではの夏の風物詩だろう。夏季限定の装いが非日常性を感じさせるためか女性の浴衣姿を好む男性は多く、「教えて!goo」でも、友人の男子生徒に浴衣姿を見せて欲しいと頼まれた女子高生が「男子は女子の浴衣姿のどこに魅力を感じるのか」と質問していた。日常とのギャップや女性らしい仕草、色気に心惹かれるなどの回答が寄せられていたが、果たしてそれだけだろうか。今回は心理カウンセラーの青柳雅也さんに解説していただくことにした。

■浴衣の魅力は、非日常性と上品さ

浴衣は名の通り、湯上がり着や寝間着として用いられてきた。そんな暑い時期にしか着ない限定感が、男性に特別な思いを抱かせることはあるのだろうか。

「確かに、夏季限定であるプレミアム感や非日常感に惹かれる男性は多いです。浴衣は、通常男性が好むようなボディラインのはっきりした衣服とは対局にありますが、服装や身に付けているものから影響を受ける『ハロー効果』により、浴衣を着ている女性に雅な品の良さやしとやかさなどを感じるのです」(青柳さん)

ハロー効果とは、ある対象を評価するとき、目立ちやすい特徴に影響され、他の特徴に対する評価まで歪められてしまう現象のことだ。浴衣を着ると魅力が何割増しかに見えるという意見から、巷では「浴衣マジック」と表現されることもあるようだが、まさにそれはハロー効果による現象だろう。そのためか、男性は浴衣を着た女性のちょっとした仕草にも注目している。

「動きに制限がある浴衣特有の仕草……たとえば、食事をするときに少し袖をまくったり、階段を上るときにさりげなく裾をつまんだりすることは、女性らしさが強調されます。また、全体的に体の露出は少ないのに、うなじや首、手首、足首など女性らしい部分が見え隠れするのも、奥ゆかしい色気が感じられます」(青柳さん)

全体的には露出は減っても、普段と違った部分が見えるからこそ、より惹きつけられるのかもしれない。
■「着てくれたこと」に萌える
青柳さんは「男性は、自分にとって特別な女性の浴衣姿は、特に見てみたいもの」という。

「浴衣を着る夏は気分も開放的になります。特に男性が浴衣を着てほしいと思う相手は、『友達以上恋人未満』のような関係の女性でしょう。もし女性の方もその男性との関係を深めたいと考えるなら、ハロー効果もある浴衣を着ることで、開放的な気分になれる夏という季節性も手伝い、友達から恋人へのステップアップにつながるかもしれません」(青柳さん)

なるほど。そうなると友達以上恋人未満という関係性の男女にのみ、浴衣は効力があるのだろうか。

「世代を超え、女性の浴衣姿が嫌いと言う男性はいないでしょう。男性が『浴衣姿が見たい』とお願いし、相手の女性が着てくれたとき、『自分のリクエストに応えてくれた』という充足感が伴われます。浴衣を着るためには、着付けをして髪型を整え、小物を揃えるなどそれなりの時間を費やします。準備を惜しまず、自分のために着てきてくれたという事実が、男性のハートをさらに鷲掴みにするのです」(青柳さん)

男性は「特別な女性が自分のために浴衣を着てくれた」という事実が嬉しいのだ。さらに、自分のリクエストに応えてくれる女性は、男性を満足させるという。

「無意識に男性は、女性を口説くためには、時間や資金、労力という『資源』を投じる必要があると思っています。よって『浴衣リクエスト』に応えてくれる女性は、同じように自分に資源を投じてくれたという『公平感』を感じるのです」(青柳さん)

男性が公平感を感じるカップルは長続きするそうだ。男性に「浴衣リクエスト」されたら、自分が相手にとって特別な存在である可能性が高い。もし、関係を深めたいと考える相手だったらぜひ浴衣姿を披露し、「公平感」を与えてはいかがだろう。
青柳さんの見解は上記であったが、皆さんはどう思うだろうか。

●専門家プロフィール:青柳 雅也
「カウンセリングルーム アンフィニ」代表。個人カウンセリングや企業のメンタルヘルスケア、心理学セミナー、企業研修、心理学の非常勤講師など活動は多岐に渡る。保有資格は産業カウンセラー(社団法人 日本産業カウンセラー協会認定)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)