計算高く生きる。

と言うと、ロックンローラー的にはなんだか響きが悪い。

自分はそうじゃないはず、もっと純粋に生きている!と、誰もが思っているはずだが、大人になると意外とテクニックを使って生きているものだ。

感動の場面におならはいらない。ましてやドラマチックなシーンではタブーなはずだ。

映画やドラマの名シーンにもおならは絶対に出てこない。

「アイル・ビー・バック。ブー!」……シュワちゃんもう帰ってこんでええで!と観客が総ツッコミをいれるだろう。

「僕は死にましぇん!ブー!」……停まったはずのダンプがまた武田鉄也に向かって動き出すレベルで台無しである。

おならと感動は同居できないのだ。

しかし、その感覚を子供は吹っ飛ばしてくる。常識というのは、後付けの大人専用のルールでしかないのだと知らされる。

だっておならをされようが一生懸命ハイハイをして近くにきてパパに抱っこを求めてくれたら、しっかりと感動をするし、娘が寝ている姿を眺めている時に不意にブー!っとおならをされても「生きているんだね(涙)」と目頭が熱くなるものだ。

赤ちゃんのみ、おならと感動が同居できるのだと知った人生36年目の夏。

子育ては本当に奥が深すぎる。

※4コマ漫画「パパはギタリスト☆」は、次回8月5日(土)から土曜夜の連載となります。これからもパパの奮闘にご期待ください!

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【田村次郎】北海道で活躍する3人組バンド「HAMBURGER BOYS 」(ハンバーガーボーイズ)のギタリスト。2016年9月に第一子となる長女が誕生し父親となる。

【HAMBURGER BOYS 】2012年1月に札幌市で結成。Vo.山田雄太、Gt.田村次郎、DJ.金田ヒデミ。 斬新な歌詞とキャッチーなメロディーに、ジャジーかつセクシーなギターリフの絡み合いが特徴。次回公演:2017年8月25日(金)会場:札幌KRAPS HALL 出演:ラックライフ/ 鶴 /HAMBURGER BOYS