レアル・マドリードとのインターナショナルチャンピオンズ杯を控え、チーム練習に臨むFCバルセロナのネイマール(左、2017年7月28日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)が28日、チームに加入したばかりのネルソン・セメド(Nelson Semedo)と練習中に小競り合いを起こしたネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)に対し、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)へ移籍する誘惑に流されないでほしいと訴えた。

 米マイアミ(Miami)で親善試合として行われるレアル・マドリード(Real Madrid)との「エル・クラシコ(El Clasico)」を控えたバルセロナは、PSGから史上最高の2億2200万ユーロ(約288億円)に上る移籍金が用意されているとみられるネイマールが、練習を途中で切り上げてしまう事態に遭遇した。

 移籍市場終了まで1か月以上もある中で去就が定まっておらず、バルセロナでの将来については明言していない25歳のネイマールは、セメドとの騒動の後、不機嫌な様子でピッチを後にした。

 バルセロナのチームメートであるイニエスタは、「何かが起きたことは事実だが、練習中にはよくあることだ」と説明し、「今のネイマールに関する話題は、すべて大げさに伝わってしまう。こういうことは起こり得る。彼個人が決断すべきことだが、もちろん僕らは彼に残ってもらいたい」と語った。

 ネイマールとともに破壊力抜群の前線を形成しているルイス・スアレス(Luis Suarez)も、イニエスタと同様にパートナーであるネイマールがPSGからの誘いをきっぱりと断ることを期待しており、「できるだけ早いうちに状況をはっきりさせた方が、僕らにとっても彼にとっても望ましい。準備ができたら話をするだろうが、チームメートとして僕は彼を支持する。これからも関係は変わらない。彼には残ってほしい」と語った。

 バルセロナのエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督が、レアルとの伝統の一戦を翌日に控えてメディアの取材には応じなかった一方で、イニエスタはネイマールへ賛辞を送った。

「自分にとって、彼は世界最高のプレーヤーの一人だ。彼はチームにたくさんのことを与えてくれている。これからもずっと彼には残ってほしい。彼には2億ドル(約221億円)でも3億ドル(約332億円)でもそれ以上の価値がある。彼のプレースタイルはチームに合っているし、僕らといれば彼も成長していける」
【翻訳編集】AFPBB News